「ノアの箱舟」に関する遺跡から人間活動の痕跡が発見!!
「ノアの箱舟」 があったとされるトルコ東部のドグバヤズット地区で採取された岩石や土壌のサンプルが調査され、初めての調査結果が発表された。その結果、この地域では紀元前5500年から3000年の間に人間の活動があったことが判明した。
「ノアの箱舟」 と呼ばれるこの遺跡は、1959年に地図専門家イルハン・ドゥルプナール船長が、アールクル県ドグバヤズート郡のテルセカー村とウゼンギリ村の間の土地で発見したもので、国内外の観光客の注目を集めている。
遺跡には巨大な亀裂が生じており、毎年地滑りの脅威が高まっている。「アララト山とノアの箱舟調査団」 は、土砂崩れで建造物が破壊された遺跡の科学的調査のために、アグルル・イブラヒム・チェツェン大学 (AISU)とイスタンブール工科大学 (ITU)とが協力して設立された…(続く)