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バッハを演奏するときのディナーミクやアゴーギクは当然感じられる!

2015-03-15 09:53:54 | クラシック音楽
バッハを演奏するにおいてディナーミクとアコーギクはしっかり感じて表現すべし!

私はピアノを習い始めたのが高校入学してからですが、バイエルは一ヶ月で完了
直ぐにツェルーニー30番とインベンションにソナチネを課題として頂きました。

人間のほとんどが10本の指に二本の腕を持ち
鼻も目も似たようについているからには
他人ができることは正しい訓練さえすれば誰もが出来るようになると考える私

小学校で習い始める人が多いピアノですが
自分の周り見てもずば抜けて上手という人は見かけられなかったのは
小さい頃にピアノをしっかり練習をする人が本当に少なかったからでしょう
六年生になってもバイエル弾いていたという人は間違いなくピアノレッスンに
通ってはいたが練習はしていかなかったというのは間違いない。
練習すれば高校生なら1ヶ月でバイエルを弾き終えるようになれます。

私の大学の時のピアノの先生はバイエルを習い始めて2ヶ月で終えたと言ってるくらいですから
小学1年生ならかかっても半年でバイエル終えられるくらいの練習はするべきですね。

私の中学時代はリヒテルが弾く展覧会の絵が大好きで
レコード盤が擦り切れるくらい聞いていた私ですが
バッハはインベンション与えられた時にグールドのレコードに出会い
それ以来バッハはグールドが好きでしたが当時のピアノの世界ではグールドは異端らしく
盛んに真似するのを禁じられましたが
他に参考になる演奏も少なく今ならリヒテルやピリスのバッハの演奏は素敵ですが
インベンションとシンフォニアは録音しているのかどうか?

リヒテルやピリスよりグールドは表現が平坦だったのでしょうか?
高校の頃の私は強弱記号もテンポ指定もないバッハの楽譜を見て悩んでいたようですが!
バッハの頃の楽器は現代のピアノのように強弱つけられないというだけで
バッハ自身は音楽家として感受性が豊かだということはそのフレーズから感じられる通りでありバッハの曲をピアノという楽器で表現するのであるならディナーミクやアゴーギクを感じて弾くのは当然である。

ただし感情に任せて表現というのは愚の骨頂であり
名演と言われる演奏のアゴーギクは意外ときっちり刻まれているし
ディナーミクにおいてもテンポを乱すことはほとんどなく
ゆったりと構えて刻まれるリズム一杯に表現されることが多いようです。

このBOXの一枚目にマリア・ジョアン・ピリスのJ.S.バッハ


「パルティータ第1番」
「イギリス組曲 第3番」
「フランス組曲第2番」
を収録した1994年、1995年録音盤。 (C)RS



こちらはコンチェルトが多いのですが
二つ揃えてもたかが知れてる
幸せにしてくれるBOXです!
かなり素敵な演奏だと思います。

^~^♪
コメント (2)
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