四肢麻痺障害者が感じる福祉社会の出来事色々05

福祉社会の出来事色々05

【疑似体験でも楽しめる四肢麻痺障害者】
KZ1000A2カスタム

四肢麻痺になると当然ほとんどのことができなくなります。
見舞いに来てくれる友も気を利かせてか？
自分らだけで楽しんでいるツーリングの話は控えているようでほとんど聞こえてきません。
私が参加できなくともツーリングしたならそれなりに話をしてくれて全く問題ありません。

障害者になったからといって
わざわざ私に合わせて障害者の話に合わせてくれなくとも
普段通りの話題でワイワイやってくれれば良いと思います。

そんな私ですが
事故ってもバイクが嫌いになるわけもなくバイクには全く問題なく
楽しい思い出がいっぱい！


バイクはカスタムして乗るのが趣味でした
そんな趣味も乗れなければ盆栽いじりと同じ
四肢麻痺でもバイクのカスタムは注文すればできてしまいますが
そのカスタムの効果が自分が思い描く効果とどう違うのかを知りたくて
知り合いのライダーにバイクを貸し出したりしていますが



乗った感想が聞けなくて残念な思いをしてばかりです
ほんのちょっとでも乗ってくれて、いく先々の写真でも送っていただければ
それだけでもバイクに乗っている疑似体験ができるので幸せなのに

その写真と
乗っていた時の感想が聞ければ自分で乗ったのと同等の体験が想像できます



ところが
バイクを貸し出しても
黙って乗ってるだけで一向に報告がなかったり
預かるだけで乗らなかったりなので写真すら増えません

それだと
バイクを車庫の奥にしまってあるのと同じことになります

仕上げたバイクをいろんな所でのスナップ写真とレポでもいただけると
それだけで晩酌が楽しくなるのが四肢麻痺障害者です。
残念ながらそうやって楽しませてくれるライダーは工場長ぐらいで
他はバイクに遠慮しているのかもしれません
実際もたもた走らされてもカスタムの効果は伝わってこないだろうから
今年は、私のバイク人生でたった一人の弟子に何台か乗ってもらえるようお願いしてみようと思っています。

疑似体験といえば
まだ試していませんが
ラジコンなんか購入して
近所で走らせて遊んでいるのを眺めてるだけでも
疑似体験として成立するだろうし

家の前の海で海水浴はできなくとも
カヌーかなんか一人乗りボートでも浮かべて釣りに出かけてもらったり

そんなことを企画想像することができるので
実際に行動してくれる人がいると私の想像が疑似体験になり
晩酌が充実してくれると思いますが

全て他人の力に頼らざるを得ないのが障害者という現実ですね

障害者を前に四肢麻痺だからって話題で気を使う必要は一切ありません
先日古い知り合いが女性介護浴としてやってきて昔の話題やらいろんな会話の中で

「ヨザメさんは！遊ぶだけ遊んでからの事故だからよかったね！」
言ってくれました！

わっはっはっはっは～！

＾～＾♪