旅と宝塚と写真好きジジ

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宝塚雪組公演観た、のですが… ?

2017-11-15 12:59:22 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV
スミマセン 画像が重すぎたのかタイトルのみで中身が投稿できないので画像を除き再投稿です。又これは現公演ではなく13日にNHKBSプレミアムで放映されたTV録画を「観た」記事です。あちこちから応援して貰った(勝手に)画像や記事を参考にしておりますので。念の為。
 
2017年4月から7月にかけて上演されたこの作品は、トップコンビ早霧せいなさんと咲妃みゆさんの退団公演です。雪組は安蘭さんの時代はよく見ていたが、音月さんトップは殆ど見ていない。壮さんは全部見たが、その時早霧さんは女役で観たのが記憶にある位で余り印象に残っていない。るろうに剣心やルパン三世は見て無いので「星逢一夜」で初めて早霧さんってこうだったんだと思いました。
 
ラスト公演はチケットが取りずらいので今回見たTVでのサヨナラが実は一番丁寧に彼女を見た公演でした。宝塚のトップさんは殆どがラストで燃え尽きる様な熱演、好演で終わるが彼女も例外ではなかった。言わば男役としては難役と思われる「居残り佐平次」役を軽々とこなした風に見せて実はきめ細かくコメディでありながらシリアスにも演じ切りマサニ適役。
 
それと日本物の雪組としてラストを飾った。咲妃みゆさんもすっかり女役としても実力が付き退団が惜しまれます。宝塚は可憐な娘役が基本だから娘役で終わるがそれでは惜しいですね。それといつも文句を言う折角アップになったりソロ場面なのに何故か芸名が出ない人があるが今回はまあ程々に出ていた。只女役は相変わらず少ない。現トップの望海風斗さん高杉晋作役は十分な見せ場が無いので今一つの印象でした。
 
現在2番手に定着した相模屋の若旦那役彩風咲奈さん、つっころばし風な役処だがもう少し笑を取っても良かったのでは? ショーの時気付いたが雪組って長身のスターが少な目かなって事,だから目立つよね。後やり手ババの舞咲さんの思い切った演技に乾杯。アップが多かったせいなのか演技力が抜群なのか志道聞多役の煌羽レオさん6剣士の中では目立ったね。ジジ的にはサワヤカ陽向春輝さんヨカッタ。今トップ娘役の真彩希帆さん可憐な中にもシッカリした芯のあるのがよく判った。期待の若手と言われる清七役の永久輝せあさん、この役だけでは今一存在感が薄かったように思う。現公演に期待。12月7日に観ます。
 
川島雄三監督の映画「幕末太陽傳」をほぼなぞり、且つ古典落語を組み合わせた「グランドホテル形式」の人情コメディとして纏め上げた小柳菜穂子さんの脚本演出もスゴイ。特に音楽の扱い、日本物に捉われないで軽快なジャズなんか取り入れてたスピーディな流れが見事。装置は舞台がでかいので仕方がないが、蜷川歌舞伎にでも出て来そうな雰囲気がただよい上出来。褒めてばかりだが、ラストだけは宝塚恒例のトップお見送りシーンでアッサリと佐平次と一緒に女郎のおそめがアメリカへ行くのにはチョット違和感があった。まあいつもの事だからいいけどね。(先月もパリへ逃避行だったし)。
 
併演の「Show Spirit『Dramatic“S”!』」は、早霧、咲妃のイニシャル(S.S)をモチーフとしたショー。今トップの望海さんに若手も大活躍してギンギンギラギラな場面やお見送り場面にバトンタッチとサヨナラ公演にふさわしい場面もちりばめられて見どころ満載。舞台を観なかったことが今更悔やまれました。ジジ一番のお気に入りは初舞台生のロケット。KAZUMI-BOYさんの難しいが新鮮な振り付けとそれをこなした初舞台生達の将来に期待。
 
宝塚公式HPより
ミュージカル・コメディ
『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』
~原作 映画「幕末太陽傳」(c)日活株式会社 監督/川島 雄三 脚本/田中 啓一、川島 雄三、今村 昌平~ 脚本・演出/小柳 奈穂子

1957年に封切られた、鬼才・川島雄三監督の代表作である映画「幕末太陽傳」。「居残り佐平次」を中心に、「品川心中」、「三枚起請」、「お見立て」他の古典落語を組み合わせ、実在した品川の遊廓・相模屋を舞台に起こる様々な人間模様を軽妙なタッチで描いた、日本映画史に燦然と輝く名作です。 幕末の品川宿。一文無しのまま相模屋を訪れ、女郎おそめを揚げて大尽遊びに興じた佐平次は、翌朝飄々と居残りを決め込んでしまう。そして番頭まがいの仕事を始め、次々と起きる騒ぎを持前の度胸と機転で解決しては、お礼の金をちゃっかり貯めこんでいた。相模屋で攘夷の計画を練る高杉晋作らとも交友を深め、いつしか佐平次は、廓の人気者となるのだが…。生への活力が漲る中に憂いを漂わせる人情喜劇に、早霧せいなを中心とした雪組が挑みます。

Show Spirit 『Dramatic “S”!』
作・演出/中村 一徳

“S”をキーワードに繰り広げる「Song&dancing Show」。ショースター(Show Star)として輝き(Splendor)を放つ早霧せいな(Seina Sagiri)率いる雪組(Snow troupe)の魅力を、最大限詰め込んだショーシーン(Show Scene)の数々をお届け致します。また、宝塚大劇場公演は第103期初舞台生のお披露目公演となります。
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