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宝塚大劇場 宙組公演観劇記

2018-04-06 08:43:54 | 宝塚・その他の劇場観劇記 & TV

5日、桜満開の「花の道」を期待して訪れた宝塚。今まで何百回となく(チョット大袈裟)訪れていても桜の時期は意外に少なく今回も又外れ。しかし新トップコンビの出演する今回の公演、当日券は立ち見のみの盛況でした。さて今回の2本立て、宝塚公式HPで梗概はご覧下さい。

宝塚大劇場とバウホールを背景に「花の道」只1本咲き残る今年の桜をどうぞ

ポスターです

ミュージカル・オリエント 『天(そら)は赤い河のほとり』(公式)
原作/篠原 千絵「天は赤い河のほとり」(小学館)脚本・演出/小柳 奈穂子

小学館発行の「少女コミック」にて1995年から2002年まで連載され、絶大な人気を誇った篠原千絵の「天は赤い河のほとり」を、宝塚歌劇でミュージカル化。紀元前14世紀、古代オリエントのヒッタイト帝国。優れた才能と血筋で世継ぎと目される第3皇子カイルは、呪術の形代としてタイムスリップさせられた現代の女子高生、鈴木夕梨(ユーリ)と出会う。彼女を召喚したのは、自分が産んだ皇子に皇位を継がすため、他の皇子を亡き者にしようと画策する皇妃(タワナアンナ)、ナキアであると知ったカイルは、ユーリの身を守るため側室として傍に置く。 

正義感に溢れ、現代的な感覚で物事を捉えるユーリは、次第に民衆の心を掴み、戦いの女神イシュタルとして崇拝されるようになる。そんなユーリをいつしか深く愛するようになっていたカイルは、彼女を正妃に迎え理想とする国創りに邁進したいと考え、ユーリもまたカイルと共に生きることを願う。だが、ユーリの帰還や強国ミタンニやエジプトとの対立、そしてナキアの陰謀など、二人の前に様々な障壁が立ちはだかっていた……。古代オリエントを舞台に繰り広げられる、ロマンティックな歴史ファンタジーに、真風涼帆を中心とした新生宙組が挑みます。(公式終わり)

カイルとユーリの新コンビ

エジプトの王子 芹香斗亜さん

先ずは新生星組さんオメデト。何故か今年はポーの一族で蓋を開け、BUDDY、この「天(そら)...」と少女コミックが原作の出しものが続く。特に盛り上がる場面も無くスーッと終わる。折角現代日本からタイムスリップして現れたユーリなのに、直ぐに紀元前の世界にすんなり馴染み遂に神扱いにまでに。ジジは読んだ事が無いので何となく「フーン」と思って見てるだけ。 

新トップの真風さん、コスチュームプレイ役者としてはビジュアル的にピッタリの適役だが見せ場が少なくもう少し溌剌として若さを振りまいてもいいのではないか。変にトップとして落ち着いてしまう年ではないだろう。その点芹香、桜木さんは役にも合い元気一杯で今後の活躍が楽しみ。愛月さん、確か3番手の扱いだったのにラスプーチンの怪演が効き過ぎたのか似たような役処で今後定着ならお気の毒。色気のある恋敵役なんかいいのでは。 

星風さんが一番見た目や演技が年恰好にピッタリ。ナーンテ書いたらフアンの総攻撃に会いそう。でも正直な感想です。卒業の星条さんお疲れ様。皇妃ナキアの純矢さん美しく毅然とした役作りが映えましたね。、キックリの凛城さん、明瞭な台詞で立派なストーリーテラーでした。エジプト王太后ネフェルティティの澄輝さん存在感のある演技でした。

ロマンチック・レビュー 『シトラスの風-Sunrise-』(公式)
~Special Version for 20th Anniversary~ 作・演出/岡田 敬二

1998年の宙組誕生時に上演された『シトラスの風』が、宙組誕生20周年となる2018年、新トップコンビ真風涼帆と星風まどかの大劇場お披露目公演として、新しいテイストを加えて鮮やかに甦ります。“飛翔”“誕生”などの新しい時代への飛躍をテーマに、“シトラス”のイメージが放つ“清々しく、爽やかで、若い”風と、宝塚レビューの香りと色彩を詰め込んだ、詩情溢れる作品。フレッシュでバイタリティに溢れた新場面も加え、岡田敬二のロマンチック・レビュー・シリーズ第20弾として、新生宙組の魅力を余すところなくお届け致します。 (公式終わり) 

ステートフェアーの場面

明日へのエナジー

フィナーレ 

シトラスは初演が1998年。宙組が初めて誕生した時の作品でジジも見ました。何しろ「宙組」と名付けられた全く新しい組の誕生で出演者も観客も期待で熱気ムンムンの舞台でした。当時は姿月あさと、和央ようか、湖月わたる & 花總まりさん達のそうそうたるメンバーでした。今回はそこを真風凉帆、芹香斗亜、愛月ひかる & 星風まどかさんの面々。以前に比べてやや小粒の感と言えば失礼かな? 星条さんに作者から場面プレゼントしたので、桜木さん以下の若手の活躍が目立たかったのが残念。 

この前の酒井澄夫センセのレヴューもゆったりムードでよかったが、岡田センセの作品も同系統でパステルカラーが印象的。でも淡いほんのりだけではなくあの時代を彷彿させる「明日へのエナジー」の場面はグー。新場面ではSoul Spirit がヨカッタね。ココの真風さんは素敵でした。それとフィナーレのデュエットも無理なリフトも無く息ピッタリでステキ。 

シシリーの場面は星風さんの歌唱は素晴らしいのだがいかんせん若すぎてまだ魅力的な貴婦人には見えません。真風さんショーではもっと笑顔、Smile で弾けてくださいお願いします。シトラスは何よりも主題歌が覚えやすい。最近のはCDでも買わない限りとても一度の観劇では覚えられないものが多い。

 

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