スリランカ旅行記 (2011.05.21-26)
ご存知でしたか?スリランカってれっきとしたスリランカ民主社会主義共和国と言う社会主義国家だって事。人口は約2000万強。公立学校は高校まで無料で就学率は95%だとか。公立病院も無料。但し税金は平均20%とも。今回の主な訪問地は文化三角地帯と言われるジャングルに覆われた歴代王朝の佛跡を訊ねた島央地区でした。
インド洋に浮かぶ小さな「光り輝く島」スリランカ。「セイロンティー」で有名な良質な紅茶の産地で、椰子、ゴム、米等を産します。国土の大部分を占める緑濃いジャングルには野生の象や水牛、大きなトカゲ類、鹿やイノシシや孔雀など様々な動物が生息しています。海岸部には椰子の木々が茂り、美しい青い海と広大な砂浜が広がるという南国情緒溢れる光景もあれば、小さな漁村が並ぶ素朴な風景もあります。
スリランカが世界的に誇るセイロンティーが栽培されているのは、島の中央部の1000メートルを越える山々が連なる高原地帯です。虫に刺されるのを心配して色んな防虫薬を持参しましたが、殆ど必要が無かったのがフシギ。北海道より小さなこの熱帯の国には、インドから初めて仏教が伝わった国として仏教遺跡が豊富に残っています。
5月21日11時発のシンガポール航空で出発した「JTB 旅物語 スリランカ周遊6日間」のご一行は総勢21名、高齢者が多いのに岩山登りがあるせいか何故か添乗員が2名も付いていました。関空からシンガポールまで飛行時間は約7時間。ここで問題、何と乗り継ぎに6時間もチャンギ空港で足止めされて、コロンボまで4時間弱のフライトで深夜24時着。インド洋に面したネゴンボ海岸のリゾートホテルで就寝出来たのは午前2時。ツカレマシタ。
5月22日・快晴。5時間近くかけて島の中央部、ボロンナルワへ移動。シンハラ王朝の古都ポロンナルワには10~12世紀の間、シンハラ王朝の第2番目の都が置かれました。最初の都アヌラーダプラが南インドで権勢を誇ったチョーラ王朝によって征服されたために、ここポロンナルワに遷都されました。12世紀の最盛期には、仏教都市として大変繁栄していたと言われています。
往時のシンハラ王朝の栄華を今に伝える素晴らしい大遺跡がここポロンナルワに残されており、まず本来は7階建て、今は3階まで残るパラークラマ・バーフ1世の宮殿跡、 続いてガル・ヴィハーラ(涅槃像と立像)、 ガル・ヴィハーラ(坐像) へ。ここで初めて裸足で入場。夕刻宿泊地のシギリヤへ。

朝のホテルとインド洋A ネゴンボ海岸

朝のホテルとインド洋B

南国の花

まだ静かなホテル周辺の朝A

まだ静かなホテル周辺の朝B

色々アルヨ レストランの看板

ボロンナルワ遺跡A

ボロンナルワ遺跡B

ボロンナルワ遺跡C

ボロンナルワ遺跡D 正面の石段に座っていて怒られました

ボロンナルワ遺跡D 涅槃像と立像

ボロンナルワ遺跡E 座像

ボロンナルワ遺跡F バゴダ

ボロンナルワ遺跡G

ボロンナルワ遺跡H

ボロンナルワ遺跡I 立像

ボロンナルワ遺跡J

ボロンナルワ遺跡K

ボロンナルワ遺跡L

ボロンナルワ遺跡M

ボロンナルワ遺跡O

お参りの人達 暑いなー

巡拝する僧A お坊さんんもパチリ

巡拝する僧B

木陰で憩うお参りの家族