浅野ゆうじの独り言

社会・政治に関連する本の感想や日々の出来事についての私なりの考え方を書いています。

文藝春秋創刊100周年「民意亡国論」佐伯啓思

2022-01-20 17:54:23 | 国際・政治
 副題は、「国民の意思の絶対化が招くこの国の危機」とする寄稿文です。ぜひ多くの人に読んでいただきたいと思います。
 政治家が危機感をあおっていては票につながらず、目先のバラマキやここでいう半径数メートルの議論しかできないのが選挙であり現実です。
ワイドショーでは無責任な議論がなされ、それによって世論(輿論ではない)が形成され、政治家はそれに動かされる、といったパターンでしょうか。
将来を語りつつ嫌なことも言わなければならない政治であってほしいと思っていますし、そうありたいと思うのです。
政治は説明責任と同時に結果責任があるということです。以上