浅野ゆうじの独り言

社会・政治に関連する本の感想や日々の出来事についての私なりの考え方を書いています。

緑風通信 平成22年4月号より(2)

2010-06-01 14:45:39 | インポート

「市民病院が変わります」

病院施設については、改築整備後は、現在の西病棟の位置に鉄骨造(免震構造)の地上12階建の新棟が建てられ、外来診療各科と病棟になります。また、現在の外来診療棟の位置は、立体駐車場とします。床面積は新棟全体で、現在の外来診療棟・西病棟の約2倍、駐車場の収容可能台数は現在より約100台増加させる計画です。改築整備をひとつの契機に、地域に密着した急性期型の中核病院として、より高度で先進的な医療の提供を進めて参ります。平成二十二年度は西病棟の上層部が完成し、改築の完了は平成二十四年度になります。総事業費は、88億円となります。

「ちょっと一言」

今、議会改革について議論が盛んです。名古屋市議会の河村市長の「議会の定数や歳費の半減」の提案から、議会の在り方が問われていると言っていいでしょう。議会の活性化とは、単に定数や報酬などの制度的な改革のみではなく、議会が果たす本来の役割を認識した上で、議会および議員はどうあるべきかを考えなければないと思います。地方分権の進展、民意の多様化、財政規律の維持などの課題を抱えながら、二元代表制の議会制度において、予算編成権を持つ市長とそれを審議する議会との関係は民主主義の基本原則として維持されなければなりません。また、議会は議員自らが活性化すべきことを認識すべきです。岐阜市においても、平成二十二年度は定数や歳費のみならず、議会の在り方・活性化についても、大いに議論されることでしょう。

以上


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