浅野ゆうじの独り言

社会・政治に関連する本の感想や日々の出来事についての私なりの考え方を書いています。

コロナ禍に思う

2020-07-28 07:49:11 | 社会・経済
先日、保坂正康著「近現代史からの警告」を読み、歴史から学ぶコロナ禍の考え方についての記述がありました。
その中で、コロナ化は戦争であるとし、太平洋戦争の反省点として、次の6点を挙げておられます。
①相手方の実態をくまなく知る。
②対抗する手段を考える。
③対抗しうる国力、船尾を持っているかを検討する。
④回線を国民に納得させる。
⑤戦いの現状とその経過を正確に伝える。
⑥戦いの終結の目処を伝える。
確かに書いてある通りだとは思いますが、それを超えても戦争になってしまったのが先の大戦であり、
その先にある要因に気を付けなければならないということでしょう。
コロナ禍に関して言えば、①が捉え切れていないところに大きな原因があるような気がしてなりません。
例えば、報道されていないだけかもしれませんが、WHOの役割が全く機能していません。 実態を把握することこそWHOの役割ではなかったか、と思います。
単に警鐘を鳴らす役割ではないはずで、国による対応の違いも、日本の専門家の話でもこれだか考え方が違うことに対して、科学的な究明、もしくは統計的な究明がなされないことが、混乱の原因になっているのは間違いないところです。
コロナの実態を知るということに答えはないのか、あるとすれば早い解明を望むばかりです。


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