政治的議論には、絶えず理想主義と現実主義の対立が横たわっているような気がしてなりません。よく言われる「総論賛成、各論反対」もその一つではないでしょうか。
しかし、政治は議論や評論、批判にとどまることなく、先へ進み理念を実現するという大きな役割があります。政治家も意見を言うだけならば誰でも出来ますが、実現するための実行力が試され、必要とされるわけです。
理想主義は現実のひずみの中から生まれ、「そうであるべきだ」という理念は理解できても実現性は困難な場合が多く、現実主義は体制依存の中で、ポピュリズム的なリスクを抱える。その狭間の中で権力と感情がぶつかり合う。政治はそんな世界かなあ、と中央政治を見ても地方議会を見てもそんな事を思ってしまいます。
私自身は、多様な民意に真摯に耳を傾け、公平や平等に、欲得を排し、自分の理念に基づき、信頼ある行動をしたいと考えています。
以上
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