朝、公園の池に行ってみると抱卵中のカルガモがいない。
すぐそばを流れる、カルガモが「お引越し」に使う用水に行ってみると、そこに仲良くカップルがいた。
このところ、池の周りには見物客(私もその一人)が多いので、人目を避けて久々の夫婦でデートをしていたようだ。
正直なところ、このカップルが夫婦であるかの確信は無いのであるが・・・。
しばらくすると、カップルは巣のある池に戻り、お母さんはしっかりと卵を抱いた。
いつものように花しょうぶに隠れるようにして、胸の羽を丸く膨らませている。
一方、一緒に池に戻ったお父さん(であろう)は、2mほど距離をおき、それとなく巣を守っているようだった。
それも、しばらくの間のことで、どこに向かったのか池から飛び立っていった。
野鳥の生態については知識はないが、カルガモの場合は、抱卵中も夫婦の関係は切れていないのかもしれない。
その後、子ガモが成長し空を飛べるようになり親離れしたときには、母、父、子の関係はどうなるのか興味深い。