公園の池にやってくるカルガモは、人(個人)を見分けているように見える。
「ある人」が池にやってくると、その姿を見たカルガモは、急いでその人のいる方に泳ぎ寄って行った。
その人が動くと、それを追うようにカルガモも池の縁に沿って移動し、じっと見つめていた。
さらに池から地面に飛び上がって、あとを追うようにした。
想像の域を出ないが、カルガモが追ったのは「エサをあげている人」なのではないだろうか。
「野生の生き物にエサをやってはいけない」という掲示版があるので、普通の人はエサやりはしないのだが・・・。
少なくとも、食べ物を与えてくれる「その人」を見分けているように見えるのである。
「カラスは頭が良くて人を覚えている」ということを聞く。
野生のカルガモも、少なくとも「エサをくれる人を覚える」能力は持っているということではないだろうか。