武蔵野うどん「よしふじ」さんの近くには「FC東京」の練習場がある。
私も、通りかかった時に練習が行われていれば、覗いてみたりしたことはある。
また、そばにある「ガス ミュージアム」は、ガスに関する知識を得られる素晴らしい資料館である。
よしふじさんの店内に入ると、「小平 FC東京」と染め抜かれたタペストリーが目につく。
壁にはサインがたくさん貼られていて、FC Tokyoとか背番号や日付の文字が読める。
サッカーには詳しくないのでどの選手のものかは分からないが、ここにうどんを食べに来られたのだろう。
客の待ち行列ができていることが多いが、うまいものを食う時にはそれも苦にならない。
「よしふじ」さんは、あらかじめうどんを茹でておくような作り置きはしない。
そのため、注文してから出来上がりまで、ちょっと時間がかかるので「待つ」ことになる。
手打ちうどんの茹で上がりを、濃いめのつゆ(豚やネギの入った肉汁)で食べる肉汁うどんがうまい。
冷たい水で締めたうどんに熱い肉汁、私は、いつ行ってもこれ以外の選択はない。