来年早々、運転免許証の更新時期を迎えるので、運転試験場で「認知機能検査」を受けてきた。
結果は、”記憶力・判断力に問題ありません”と判定され、ホッとしたところである。
そうは言っても、年々記憶力や注意力が低下するのは否めない。
漫然とひと(他人)の言うことを聞いていたり、なんとなく何かを見ていたりすると、それはすぐに忘れてしまう。
検査会場でも、こんなことがあった。
「まだ何々をしてはいけません」と指示されたにも拘らず、すぐに、それを始めてしまう。
「止め!」と言われても、それが聞こえなかったように作業を続ける。
そのつど、「まだです!」、「止めてください」と、大きな声で注意される場面があった。
「他人の話をきかない」、「同じ話を何度もする」、「アレ、アレが思い出せない」と思うようなことが増えた。
このような現象を若い人から見れば、話しがかみ合わない、反応が鈍いと感じないだろうか。
認知機能検査は、日頃感じていることを思い出させ、再認識させてくれた。