幸隆の国から

歴史の跡、自然、いい湯などを訪ねて出掛けたときの記録。
また、四季折々、日々の雑感です。

日本百名城の旅・岐阜城

2024-09-09 | お城

岐阜への「日本百名城を訪ねる旅」の二日目は「岐阜城」。

岐阜までは、名古屋からJRの快速に乘れば20分ほどで着く。

観光案内所のお薦めもあり、バスの一日乗車券と金華山ロープウェイなどがセットになったお値打ちなチケットを利用する。

 

長良橋通りから金華山頂上にある岐阜城天守を望む。

 

岐阜城のある金華山には何本もの登山道があるが、我々はロープウェイを利用し、あっという間(4分ほど)に山頂へ。

天下を目指す織田信長が居城としたところで、現在の天守は昭和になって再建されたものとのこと。

天守の内部は資料館であり、最上階に登ると四方が見渡せる。

 

ロープウェイの山頂駅を降りて、しばらく坂道を登り天守を目指す。

 

頂上に建つ堂々とした天守が見えてくる。

 

天守最上階からの眺め。

眼下には、ゆったりと流れる清流「長良川」も見える。

 

しっかり残っている石垣は見落とせない。

危なっかしく見えるが、基礎に当たる部分は、がっちりとした自然の巨岩を利用しているのが見える。

 

石垣に設けられた解説パネルによると、最もよく残っているのがこの石垣。

信長の入城後に、高い技術で積まれたものであるそうだ。

 

歩いていると足元や、目の前に大きな岩を見ることがあり、この山が岩山であることが分かる。

いつもながらのことではあるが、重機のない時代に、急峻な山に城を築くことの大変さは想像を超えている。

建物は現存していないが、何か所かに残る石垣がみどころだと言えよう。

 



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