岐阜への「日本百名城を訪ねる旅」の二日目は「岐阜城」。
岐阜までは、名古屋からJRの快速に乘れば20分ほどで着く。
観光案内所のお薦めもあり、バスの一日乗車券と金華山ロープウェイなどがセットになったお値打ちなチケットを利用する。
長良橋通りから金華山頂上にある岐阜城天守を望む。
岐阜城のある金華山には何本もの登山道があるが、我々はロープウェイを利用し、あっという間(4分ほど)に山頂へ。
天下を目指す織田信長が居城としたところで、現在の天守は昭和になって再建されたものとのこと。
天守の内部は資料館であり、最上階に登ると四方が見渡せる。
ロープウェイの山頂駅を降りて、しばらく坂道を登り天守を目指す。
頂上に建つ堂々とした天守が見えてくる。
天守最上階からの眺め。
眼下には、ゆったりと流れる清流「長良川」も見える。
しっかり残っている石垣は見落とせない。
危なっかしく見えるが、基礎に当たる部分は、がっちりとした自然の巨岩を利用しているのが見える。
石垣に設けられた解説パネルによると、最もよく残っているのがこの石垣。
信長の入城後に、高い技術で積まれたものであるそうだ。
歩いていると足元や、目の前に大きな岩を見ることがあり、この山が岩山であることが分かる。
いつもながらのことではあるが、重機のない時代に、急峻な山に城を築くことの大変さは想像を超えている。
建物は現存していないが、何か所かに残る石垣がみどころだと言えよう。