今年になって、コロナは第5類に変更され、自転車に乗る時はヘルメット着用が努力義務となった。
さて、それらは人々の行動にどの程度反映しているのであろうか。
ひまに任せて、通りの歩行者のマスク着用者、自転車に乗った人のヘルメット着用者の数を数えてみた。
二つのテーマは全く関連がないが、興味と、単に調べやすかったという理由に過ぎない。
方法としては、自動車の通らない「歩行者・自転車専用道路の歩行者と自転車の数」を目視で数えた。
5月25日、30日、6月13日、19日のいずれも曜日を特定しない平日の4日間実施した。
時間帯はいずれも朝8時からとし、各日50人を対象とした。
徒歩も自転車も、時間帯から見て、通勤、通学、散歩、園児の送迎などいろいろである。
そして結果は、その平均値を出した。
1.マスク着用者
4日間の平均として、50人のうち19.75人(39.5%)がマスク着用していた。
2.ヘルメット着用者
同様に、50人のうちヘルメット着用者は、わずか3.5人(7%)であった。
事前には数字を数えなくてもざっと見た感じとして、マスクをしている人は多いように感じていた。
また、自転車用ヘルメットは、ほとんどの人が被っていないように見えた。
そんな事前の予想を裏付けるような数字だった。
下火になったとはいえ、まだまだ感染症に罹るリスクを恐れる人は多いということであろう。
一方、自転車用ヘルメットを必要だと考える人は少ないようだ。