我が家の「お雑煮」は、関東風と言われるものに近いのかもしれない。
出汁は鰹節でしょうゆ味、具は鶏、大根、ニンジン、菜っ葉(小松菜、三つ葉など)のシンプルなもの。
但し、今年は、ダシは到来モノの「あごだし」を使ったので一味違う美味しさだった。
学生の頃、友人たちと、故郷の「雑煮」はどんなものなのか披露しあうことがあった。
その中の一人から、雑煮には「あんこの入った丸い餅」が使われると聞いて驚いた。
彼は、九州か、四国の出身だったように記憶している。
お餅は四角か、丸か。
お餅を焼くか、焼かないか。
汁はしょうゆ味か、みそ味か。
雑煮には、各地それぞれの特徴があり、いくつになっても、故郷の正月に食べた「雑煮」の味は忘れることがないようである。