カルガモの親が卵を抱きだしたようである。
「抱きだしたようである」というのには理由がある。
3日前に、一旦「抱卵」を始めたのであったが、半日ほどで止めてしまい、再び巣を空けるようになってしまった。
一昨日、卵が1個増えて6個になったのを確認。
昨日は、卵は6個のままであった。
そして今日は、メスが朝からしっかりと卵を抱いている。
時々、周りの葉や根っこをちぎっては巣に敷くような動きが見える。
いよいよ本気で温める気になったのか。
わずかな時間、エサを探すのか水面に下りた。
一瞬、またどこかに飛んで行ってしまい、巣を空にするのかと心配したが、すぐに巣に戻った。
巣を空けたわずかな時間を利用して、巣の中を撮った。
昨日と同じく6個の卵が見えている。
但し、前日より巣が丸く細工され、かごのような形に整えられているのが分る。
周囲の葉をちぎっていたのは、このためだったのだ。
今度は、期待に応えて頑張ってほしい。
池の周りの皆さんは、月末近くに、かわいいヒナが誕生するのを待っている。