高知の親戚から届いた「土佐文旦」である。
毎年この時期に送っていただける、うれしい南国からの贈り物である。
この冬は、四国地方も降雪があったので、南国の特産品にも影響があったのではないだろうか・・・。
文旦は収穫してすぐに食べるのではなく、「年末に収穫し、翌年の春先まで追熟させてかた出荷する」と聞いたことがある。
甘酸っぱい独特の香りが広がる。
なんと表現しようか・・・。
みかんとは違ったシャキっとした食感が特徴である。
この果物の特徴の一つは、大きなタネが入っていることである。
以前、このタネを植木鉢に蒔いてみたことがあった。
すると、見事に発芽し20cmほどにまで育ったのだった。
ところが残念なことに、レジ袋などを被せて避寒対策をしてやったのだが、東京の冬の寒さに持ちこたえられず枯れてしまった。
南国土佐の果物を、盆栽仕立てにする夢は潰えたのだった。