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体調が悪くなるというのは、
肉体的に、精神的に、もしくはその両方で
無理しているという事。
場合よっては既に限界がきている。
体力とか状況とか個性は皆違うから、
人がもっと頑張っているとかそういうのは
関係ない。
頑張るのを止めたからといって、
恥ずべき事だとか人として終わっているとか
そういう話ではない。
競争社会大好きで人と勝ち負けを競うのを
ゲームのように楽しめる人はいいと思う。
でも、全員それでなければいけないというのは違う。
ゆっくりしたい人はゆっくりしていても、
ちゃんと生きていけるようになっている。
私は長年これに気が付いてなかった。
仕事の中でも、お客様からのご相談内容で
同じような状況なのかなと感じる事は多い。
仕事がしんどいのは当たり前。
周りの人も皆んな頑張っている。
自分よりもっとしんどい人もいるし
皆んなもっと頑張っている。
自分はまだまだ努力が足りない。
もっと頑張らなければ。
もっと結果を出さなければ。
こういう思考が一般的。
体調不良の原因はストレスか。
ストレスなんて皆んなあるんだから。
皆んな我慢してるんだから。
ストレスならまだ大丈夫。病名ついてないし。
こういう風に軽くに思おうとする傾向だけど
体調に出てくる程のストレスは、かなりのもの。
これをそのままにして
「引き寄せ。引き寄せ。いい事を考えなければ。
感謝しなければ」
と、頭で考えても無理。
強いストレスの方が土台にあるわけだから。
汚れた水の中に綺麗な水を注いでも水は
汚れたまま。
自分にとって今何が一番しんどいのか
それを見極めてそこから目を逸らさず、
ストレスの原因を取り除く方が先。
ほとんどの人が「引き寄せ」というと、
頑張っていい事をイメージしなければ
と思って、一生懸命イメージしようとする。
瞑想しようと一生懸命頑張ってみたり。
これは逆効果。
こうなってほしいと無理やり思おうとすればする程、
今そうなっていない事を強く認識し、
未来もそうならなかったらどうしようという
不安の方が大きくなる。
無理にイメージしようと頑張ってはいけない。
ストレスが減っていき体調が良くなると、
無意識のうちに湧いてくる不安、心配や
嫌なことを考えている時間が自然と減っていく。
そこまで行った段階で気持ちに余裕が出てくる。
日常の細かいことをいい加減に済ませずに
「一つ一つの事が自分の引き寄せている現実」
と意識して楽しんで生きていくと、
気がついたら少しずつ自分の望む方向に変わっている。
自分が何を望んでいたのかも、だんだん分かってくる。
「人生の成功とはこういう事で
こういう事を望まなければいけないんだ」
という思い込みも、自然と手放せると思う。
一番最初に「引き寄せの法則」という言葉を知った本。
「ザ・シークレット」の和訳がこれ。
最初読んだ時は興奮して一気読み。
その後期間をあけて何度か読み返した。
ここに書かれている事は全て真実だと思う。
仕事の成功から怪我の回復まで、びっくりするような
実例が多いし。
けれど、うまくイメージ出来た場合こうなるという
内容が書かれているので、
頑張らないとイメージできない場合うまくいかない
ということはある。
そこをどうするかまでは書いてないので。
そこは自分と向き合ってそれぞれ工夫が必要と思う。
人間の持っている可能性の凄さを知るには
すごく役立つ本だった。