午前中は大人しく寝ているつもりで…薬を飲む前にと、
ホットサンド&ホットミルク
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の朝食を食べている時、
始まってしまった番組『100年インタビュー』(再)
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このタイトル『2006年12月12日三鷹公会堂』…ときいてピンと
来る方は、相当の落語通ですね!!!
関係者の間で、伝説になっている『三鷹での“芝浜”』、ご本人も驚いたことに
演出者立川談志の許可もなく、勝手に出演者である、魚勝の女将さんが
ラストシーンで、『もう、いい!!やってらんない…談志の云うままには
ならないよ…』とばかりに「お酒飲みたい、お酒飲もう、
お前さんと飲みたい!!飲もう!!」と、言い出したらしい。
それまでの、賢い芝浜の女将さん像を
打ち破った“談志の可愛い女将さん”の出現です。
その前の貧乏のドン底状態で、突然手にした大金に舞い上がったあまり
家の外にいる所を、大家に見咎められ、問いただされて、白状しちゃったと
云った所も、新女将さん像が、伺えられますが…。
賢い女将より、より身近に感じられる、新女将の登場の瞬間でした
談志の言葉を借りれば、ミューズが下りてきたと!!
この“ミューズが下りてくる高座”が、年に一度くらいあるらしい。
100年インタビュー、このインタビュアーの黒田あゆみさんは、なかなか
たいした聞き手ですね。
落語にも明るく、説明なしに飛んでいく家元の話に、しっかり付いて行き
軌道修正もしつつ、でも本音も引き出し…
さいご「もう消えたい」という家元の言葉に「そこも、見極めたい」とまで。
おかげで目も冴え、体の倦怠感は残りつつ、気分は高揚してきました