5月24日(金)
また、もとの、夜更かしの悪習がもどってしまいました。
でも、なんとか人並みの暮らしに戻そうとはおもっているのですが、、。
昨夜は、『いくらなんでも、もう、寝なくちゃ!』と、ふとんにはいって、
志ん生の、心情話でも聞いて、いい気持ちで寝ようかな?と、
今まで聞いたことのない
『後家安と、その妹』という、
珍しいネタを、聞き始めました。
殿様が、大切な傘を飛ばしてしまい、たまたま、下を船で通っていた娘が、それを拾い、、
その時みそめて、お側に、、と、言う始まりで『八五郎出世』見たいな、話かと、思いきや、、
とんでもない悪女で、
そんな女に骨抜きにされた、アホ殿で、、
志の生も、なれない武士ネタで、とても、お侍には思えない感じで、、
これは、このままでは、とても、眠れないと、おくち直しに(失礼!これは、ネタのせいです)周五郎の、朗読で、
いい気持ちになって、眠りにつこうと。
『白魚橋の仇討ち』を、ききました。
これが、また、とんでもない話で。
人の情なんて、どこに?
さんざん、面倒見たのに、逆恨みされて、、結局その時の傷で、命を落とすはめに。
それなのに、死ぬ間際の言葉に、相手の妻子の心配をする
お人好しぶり。
そして、その親父の遺言を守り、行方不明の妻子を探すも、
相手は、『親の仇』と、逆恨み!15年後、町でばったり!
けっきょく、その妻と、姉弟に仇と撃ち取られてしまい。
ことの審議も、わからぬまま、善人の方は、お家断絶、
誤解の上に、仇うちを果たした妻子は、『あっぱれ!』と、誉められる、、
敵討ちのなかには、こんな、
理不尽な例もあったという、
納得のできない話でした。
ますます、いやな気持ちでとても、安らかな眠りとは、いかず、クスリをのんでしまいました。そして、志の輔の《モモリン》を、ききながら、やっと、ねむれました。
あーぁ、寝る前の視聴は、よく、考えねば。