何度も、見ました。
伯山襲名までの半年の密着取材。
今年の1月、池袋で五夜連続の通しの興行。
『畔倉重四郎』江戸の町で、悪事の限りを尽くした、極悪人。
一日四話、五日間の長丁場。
お客も、全話聞き通す覚悟の体力勝負。
最終日の裁きのシーン、
普通勧善懲悪をよしとする、講談なのですが、悪を極めて、太く短く生きた重四郎の捨てぜりふで、終わる、その物凄さ。
鳥肌たちました。
談志の慶安太平記を、聞いて、講釈の道に進んだ六代目伯山。
談志は、三話(善達、吉田の焼き討ち、皿回しだったかな?)だけでしたけど、全話聞いてみたいです。
お陰で、昨夜は眠れなかった。