先日、Newswitchの記事「アトピー性皮膚炎の平均診察時間が2分以下という深刻度」という記事を読んで息子が重度のアトピー皮膚炎を抱えているので、身を摘まされた。
人口の1/3がかかっているアトピー、そのなかで「アトピー性皮膚炎は2014年患者調査によると患者数は45万6000人そうである。完治した例を知らないので、年々増加していることを考えると60万人を以上になっているのではと推定される。
痒みは痛みに比べ我慢することが非常に困難である。皮膚を掻きむしり、真皮が出るまで掻いても痒みがとまらず皮膚が血だらけ傷だらけ治っても荒れ放題である。仕事などのストレスが切っ掛けになり、皮膚炎が悪化し、睡眠時間が減り、精神的安定性が減じ、さらにストレスに弱くなり、負のスパイラルが進み病状が悪化し精神安定に障害が出るケースもある。
この記事によると「トピー性皮膚炎患者の31・3%が、平均診療時間が2分以下に」が現実だそうである。また「アトピー性皮膚炎患者はそうでない人に比べ、抑うつ、不安、睡眠障害などメンタル関連の有病率が高い」。実際、「特に、恋愛・結婚への不安や、自分に自信が持てないといった悩みは伝えられていない例が多かったという。」ということが記述されている。
息子の皮膚炎も重傷でちょっとのストレスで痒みがまし皮膚が荒れてしまう状態である。睡眠障害で精神科に通う羽目になる経験からぜひともメンタルクリニックと皮膚科の両方を兼ねられる人材を育ててほしいと考える次第である。
====<by やじさん>=====
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