オリンピック組織委員会の森元首相の作戦で国立競技場を早々に壊すことで、新競技場建設は既成事実化が行われ、一方、建設費見直しで、再設計になったため、ラグビーの世界大会のメイン競技場にする計画はついえた。これは知事選の前なので小池知事の成果ではない。
小池知事が公約に掲げた建設費の見なおし、東日本大地震として復興五輪、もっともオリンピック誘致は開催をネタに公共投資として競技場、関連建物、道路整備などの建設することで、土建の不況を改善し自民党土建組の票につなげる構想であり、旧態然とした自民党の経済政策で財政豊かな東京都の石原都知事の剛腕で福岡を差し置いて誘致に立候補した経緯がある。こうして誘致により目的が達成されて、費用大盤振る舞いを狙い、ツケの支払いを考えない計画がオリンピック委員会の手でなされた。森本首相に頭が上がらない舛添前都知事とのコンビがその共犯である。勘ぐると猪瀬元都知事の不手際を世間に公表したのはこのためとも考えられる。←考えすぎ・・・
ツケを阻止しようとした小池知事はそれなりの評価をして良いが結局は自民党であり、その成果があったのだろうか。
私は尻すぼみだったように感じる。実際、ボート会場、その他会場が元のさやに戻ったことを考えると疑問が残る結果だったと考えざるを得ない。そもそも4会場の限定見直しであり、時間の制約を考えると止むを得ないと考えることもできるが、もっと期待していたので残念である。
建設費を絞ることは土建不況改善のための経済政策と二律相反で自民党を離脱しない小池知事の限界なのだろうか、単に知事選から火が無いことが原因か定かではない。
======<by やじさん>========
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