中村 幸春 夢丸釣行記

遊漁船 夢丸での釣行記をお届けしております。
スズキ、太刀魚、メバル、スルメカ、甲烏賊、アオリイカ、キス 案内

「釣りごろつられごろ」撮影確認

2021年09月03日 | ブログ
2021/9/3
 「釣りごろつられごろ」撮影の意味
様々な釣り取材をこなしてきたが、オイラの釣り取材の意味や役目がある
オイラの役目は、釣りを通じて楽しめる生活を過ごすこと
まとめると、楽しめる人生!!これにつきる
この役目と意味がやっと言えるようになって来た。

ここまで釣りを楽しめたのも、親父やお袋の生き様が伝わったからだと思う
獲物を捕まえることは親父から、食の恩恵は母親から
いつも自然のなかで過ごして楽しんできた
その素晴らしさを今度は、孫達に伝えなければいけないのが今の自分

釣り取材も、ただたくさん釣ればエエのでは無く、大物を釣るために取材をするのでは無く
子供達がいつか釣り竿を持って魚とふれあうために
様々なルールやマナーを伝える
そして自然からの恩恵を感謝して頂く
釣りは行くときから、食べ終わるまでが釣り!
全部粗末にしたらいけない

先日、来店されたお客様から教わったブチエエ話

「MASTER、押し花の言われ知っている?」「サーわかりません」「指標目的ですか?」
「それもあるけど」「昔、様々な植物やキノコを食べて村人が死んだんよ」
「それでこの草は食べたらイケンよと」語り継いだことが始まり
しかし、それでも食べて死ぬ人がいた。
「そこで誰でもわかるようにして見本を残したのが、押し花」
魚も同じとか
人が今まで食べて死んでいた経緯があるから、今の人が恩恵を安全に受け継いでいる
そのとき、オイラが衝撃を受けたのが、自分が孫達に残せているのか?
今!釣り禁止が増えている現実
これは行政が悪いのでは無く、今の釣り人がBad
今の釣り人みんながマナーを守れば孫達は釣りができる
これだけ楽しい釣りができなくなるのは、今の釣り人の行動責任

ならどうすればこの釣り人のマナーを呼びかけることができるのか?
いろいろ考えてみた
ブチ好きなことができれば、大切にするはず
嫌な事は忘れるが、好きなことは残せる
ホンなら、釣りをして楽しみ、食べて楽しみ、語りあいながら楽しめれば残せるはず
それを伝える事ができるのが、オイラのブログで有り釣り取材
良く言われるのが、「tv取材していくら稼ぐの?」「テスターは儲かるの?」と言われるが
金儲けでできるのは、漁師ぐらい
瀬野川を楽しむ会も売名行為でやっていると誹謗中傷も受けるが、支援金を小遣いにしたことは一度も無い
自分のお金を使う事は多々あるが、協賛してもらう寄付金は全額、肥料や種子代金にあてているし
自分でも出している。そして手足を動かしている

次の「釣りごろつられごろ」撮影では、めばる釣りをしてさらに、めばるの捌き方、食べ方を伝える事ができれば
オイラの釣り取材の意味はあると思う。
今回は夜のめばる釣りなので、先日広島県の水産課にも漁法の確認をした
すると、広島水産課の説明では、航路での碇を入れての釣りや、湾内での碇を入れての釣りは×
さらに 第3種漁場での釣りの禁止、
もちろん、夢丸ではアンカーを入れることは無い、ただし時化たりすれば入れる事はこれまでに 2,3回はある
ほとんどミンコタで停船している。
これは万が一漁師の網に傷つけたり、危険回避の時、移動できなくなるとイケンからだ。

さらに、お客が撒きえさ釣りをしたらいけない、
保安庁が取締に来たとき、仕掛けを切ればエエという人もいるが、それは論外
広島県の撒きえさ許可を受けての人が撒きえさ釣りはOKですが、お客は無理とか?
集魚灯(ハロゲンランプなどで)船外を明るくしての漁法は禁止

00島でも発電機で灯して、めばるをわんさか釣り上げている遊漁船もあるが、これはダメ
そしてたくさん釣り上げて、自慢する釣り人も最悪
取材で船内を明るくしての撮影はOK
特に日本海では集魚灯は公認されているが、瀬戸内海では全面禁止
従って、次のめばる取材は、足下から釣り人が撮影できるようにライトの照射角を水平方向に決めて
撮影する。画面を見ればわかるように説明もしなければいけないと思う。
さらに広島海上保安庁の(あきかぜ)取締部署にも電話で確認した
「夜つりの取材をします。撮影用のライトを釣り人に向けて撮影しますが、違法ですか?」
「集魚目的で無ければ大丈夫です。また停泊灯も必ず灯してください。」「ぶつかる事故を避けるためにも必要です」
「撮影用のライトも足下から釣り人を照らすことはOKです。」とのこと
IF、これで後から検挙されるなら、もはや夜つり撮影は無理
夢丸では、釣り人一人一人HEADライトを装着してもらうが、これでは釣りは可能だが、撮影は無理
一番エエのは、蛍光灯を灯して釣りができれば良いが、これでは夜焚きと一緒
これが可能なら釣り人はHEADライト無しで快適に釣りができるのだけど
再度最初に説明しておく
撮影用のライトを釣り人に向けての灯火で有り集魚目的ではありませんぜよ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする