Counting Blessings

シンガーソングライター Yumiko Beckの
活動やあれこれ。

メンテナンス週間

2012年11月16日 | 日記
今週はスケジュールの変更で予期せぬ時間が出来たため、
ずっと気になっていて、でも後回しにしていた事などに
手を付ける週間としました。

ささやかではありますが、
生活にエクササイズを、と言う事で
ラジオ体操を始め、

一昨日、昨日と二日間掛けて、柿の収穫を、

そして今日はパスポートの更新に行きました。
正確に言うと「更新」とは言えません。
一昨年の五月で既に期限が切れており。。。(^^;;
そのまま放置する事二年半。

ちょっと、アメリカ人の妻ですと言うにはあるまじき状況でした(ハハハ…)。

それにしても、12年ぶりに撮った自分のパスポート用写真を見て、
愕然としました~!(O_O)

しかし、事実は事実として受け入れなければなりません。。。( ; ; )
こうやって人は、他人の目に映る自分と、
自分がこうであって欲しいと願う自分とを、
少しずつ擦り合わせて行くものなのでしょう。。。

ところで、何の疑いもなく立川のパスポートセンターに行こうとしていましたが、
何の気なしに電話で問い合わせた事が幸いしました。
埼玉県民は川越へどうぞ、と。
危ない所で二度手間を免れました~!

それにしても、さすが(?)川越。
待ち時間ゼロ。
ストレスもゼロでした。
そう、前述の写真の件さえ除けばね。

せっかく蔵の町に来たのだから、
少し散策しようかとも思いましたが、
残念ながらそこまでの時間はなく。

でも、友禅和紙の店を見つけて、
ゆっくりと見て回り和みました。
子供の頃、折り紙が大好きで、
また、和紙を貼ったりして美しい六角の箱を作るのが大好きで。

結構几帳面だったようで、きっちり寸法を測って、
角がピシッと合うように作るのが得意でした。
職人気質なのかもしれません(笑)。

また、何か作りたい気持ちがムクムクと。。。
今日の所は何も買わずに帰って来ましたが。

ま、溜まっていた事が少しずつでも片付くのは爽快です。

TO DO LISTを消し込むのは、
実に気分が良いものですね。^_^

リフレッシュの一週間になりました。


柿とラジオ体操

2012年11月16日 | 日記
月曜日から始めたラジオ体操、
とりあえず三日坊主のラインはクリアしました。

なんと言っても5分も掛からずに終わってしまう所が、
続いている最大の理由だと思います。
こんなんで本当に謳われているような効果があるのかっ

・・・微妙に疑問が残る所ではありますが、
そこは Better than nothing! と言う事で。。。

その割には、あちこち筋肉痛で痛いです。
でもこれはラジオ体操と言うより、柿もぎのせい。

今週は突然出かける予定がキャンセルとなり、
思いがけず時間ができたので、ここぞとばかり頑張りました。

去年かなり枝を刈り込んだつもりだったので、
今年の柿は大して数がないかしら?とタカをくくっていました、が・・・

二週間ほど前に割と簡単に届く所の分を収穫してみたら、
ワサワサと茂った葉っぱの上、
昨年刈った枝の先から、細い枝が沢山伸びていて
その先に方にもたわわに実っていました。

とても一日では終わらず頓挫。
で、しばらく放置。

私は淡々と日々ちょっずつやると言うのが、
どうも苦手なのです。
夫には一日で全部頑張ろうとするから、
あちこち痛くなるんだ、と呆れられますが。

まぁ、そんなわけで、収穫途中の柿の木を
しばらくは眺めていた訳ですが、
いくらなんでもこのまま冬になっては大変です。
ずっと気になっていたので、思いがけない予定の変更は
それはそれでありがたかったです。

もいだ柿は、ちょっと布で拭くと、
まるでワックスでもかけたかのように光り出します。
宝石みたい。。。
なんて、ちょっと思いました。

さて、それらを全部穫って、
枝を切り落とし、葉っぱをまとめました。
放っておくと葉っぱは全部落ちて辺り一面、
お隣りの敷地まで枯葉だらけになってしまいますので。

それにしても今年の枝振りを見ていると、
去年の刈り込みはまだまだ甘かった事が分かりました(笑)。
かなりザックリ剪定しないと、伸び過ぎて、
もう私の手には負えないほど、空の彼方まで伸びてしまいそうなので、
心を鬼にして太い枝もバッサリ。

昨日までは緑の葉っぱを茂らせていた柿の木。

今日はもう裸ん坊です。
しみじみ、あぁ、冬が来るんだなぁ。。。と思います。

いまさら、「大人のラジオ体操」

2012年11月12日 | 日記
身体が固まって来たぁ~とつぶやいたら、
早速Facebookでレスをくれた友達がいました。

「大人のラジオ体操」

推薦してくれました。

春頃とってもブレイクしてたんですってね。

情報の遅い私、ちっとも知りませんでした。
でも、タイムリーに知れたのでありがたいです。

早速、昨日出たついでに書店にて購入~。



DVD付きで、1,200円と言うのは、
ずいぶん求めやすい価格じゃないですか?

今日の朝、居間で見ながらやってみました。

いやぁ~。
ちゃんとやると筋肉痛になる、というのも頷けました。
身体の隅々まで使った感があり、
心なしか爽快感がみなぎっています。

生活の中に運動を取り入れる事の重要性は、
頭ではよ~く分かっていても、
ついつい後回しになってしまう事の一つです。

周期的にやって来る「これじゃいけない!」というアラームと共に
一時的に高まる私のエクササイズ熱。

残念ながら、今まで一つも習慣となったものはありません。

3年半くらい前には家から自転車で10分ちょっとの所にあった
フィットネスクラブに入会してみた事もありました。
ひと月くらい燃えて通いましたが、
風邪を引き、雨が続き、忙しくなり、、、
休み始めて、そのままフェードアウトしました。

その前にはブームと共にビリーズブートキャンプにハマり。
エビ腹になるんだっ!と意気込みましたが、
これもダメでした。。。
子どもの頃からの叩き上げインドア派の私には
いくらなんでも難易度が高過ぎたよう。
己を知れって感じです。。。

そのまた何年か前には「ゆる体操」(知ってますか?)なるものにハマって、
1年近く教室に通った事もあったんです。
でも、これも習慣として根付く所までは行きませんでした。



さぁて、今度はどうかなぁ。。。
今日はまだ第一日目ですものね、
一日で終わる事なく、せめて三日坊主くらいまでは行ってほしいものです。
(あまりにゴール設定が低いですね。。。)


『生きる』

2012年11月10日 | 日記
こんな夜中に帰宅して、
豚バラトッピングのインスタントラーメンを作って
一人すすっている私です。

谷川俊太郎さんの
「生きる」
という詩を知っていますか?

ネットで検索すれば出て来ると思いますので、
ぜひ読んでみて下さい

心が震えます。

日常の卑近な出来事と芸術が、
見えるものと見えないものとが、
心の奥の根源的な事と、遠い国での出来事が、、、

そんな様々な階層の事らが
「生きているということ」
という括りの中で一緒くたに同じ次元で並べられているのです。

生きると言うのは、まさに瞬間瞬間の重なりなんだ、、、と思えます。

とても有名な詩だそうですが、
私は不案内で知りませんでした。
(友人によるとその昔、三年B組金八先生の最終回で
 武田鉄矢さんが熱く朗読したそうです・・・)

この詩を知るきっかけとなったのは
幼なじみが頑張っている合唱団のコンサートです。
来週の土曜日に本番があるのですが、
二曲だけ団員以外の人も大募集して歌いましょう~!という企画があり、
そのうちの一つがこの詩に曲がついたものでした。

「ペペ(私の事)も一緒にやりましょ~よ~」
と、夏のはじめに誘われ、
その頃は秋のスケジュール帳も真っ白で、
あっ、いいねいいね!
と気軽に誘いに乗り。。。

・・・で、いつもいざその時が来る頃には大抵修羅場になるのですが、
まぁ、いつまで経っても学びません。
同じ事を繰り返しています。

それで、今日はその練習の日でした。
数十人のメンバーの一人として歌う経験は久しぶり。

燃えました~
そして、そんな自分に驚きました(笑)。
確かに何かが降って来ました

普段の自分は皆さんの前に立って、何とか熱く歌ってもらおうと
あれやこれや画策している立場ですので、
たまには逆側になってみるっていいもんです。

いつも皆さんが、
「あぁ~今日も楽しかったわぁ~」と言って帰って行かれるのですが、
その意味がやっと実感出来ました(笑)。
みんながちゃんとエネルギー出して、
気持ちを合わせて歌うって、掛け値なく楽しいのです。

そして、ダメ出しの多い先生が
「今のよかった!」って、
ほめてくれるのが、また嬉しいんだよね。

こんな経験をさせてもらえただけで、
この詩を知れただけで、
ちょっとの無理は報われるってもんです。


夜中にサッポロ一番をすすること。
みんなで声を合わせること。
一編の詩に心が揺さぶられること。

まさに、

「生きているということ」

です(笑)。

かぞくのくに

2012年11月08日 | 映画
今朝Facebookにアメリカの義父の投稿がありました。

両親の家は丘の中腹に建っており、
その辺りの数軒の中では一番高い位置にあります。
(眺めは抜群です)

家の裏側は森になっており、山のような上り坂です。
昨日の午後、その森が火事になり、
義父は飼い犬のMダックス二匹と、義母(この順番だったそう)をつかまえ、
急いで避難したそう。

火が収まるまでに二時間かかったようです。
すぐ近所での火事でしたが、
両親の家にも家財にも何の被害もなく、
みんな無事でした。

本当によかったです。
一歩間違えば大惨事でした。

夫はこの頃、公私共にガッカリする事が続き、
毎日気を奮い立たせてはいるもののパッとしない。。。
そんな日が続いていました。

が、この火事騒ぎが、彼に高い視座を与えたようです。

家族が元気で暮らしている事。
それに勝る幸せはないのに、
いつの間にか色々な満たされない要求で心が疲弊する。。。
忘れやすい私たちなのです。


そんな今日、観た映画。

「かぞくのくに」

1950年代から1984年まで、在日朝鮮人の方々が
北朝鮮へと移住して行った帰国事業。

在日朝鮮人の主人公リエは
東京に両親と住んでいます。
リエの兄は25年前、16歳の若さで理想の国と信じて祖国へ渡ります。

そしてそのまま日本には帰れなくなるのですが、
脳腫瘍を患い、その治療の為特別に許可をもらって、
三ヶ月の期限付きで25年ぶりに
日本に住む家族の元に帰って来ます。
その様子を描いた映画でした。
舞台は1997年の日本です。

無口になって、自分の事をしゃべろうとしない兄が、
力を込めてリエに語った言葉が、
心に響きました。

「お前はいっぱい考えて、考えて、納得して生きろ」

考える事を放棄して、誰かに手を引っ張って連れて行ってもらおう、なんてとんでもない事なのだ。
少なくとも考える自由が与えられている私たちは。

それはお上ばかりでなく、
ある時は属する組織であるかもしれないし、
時には宗教的な常識でさえあるかもしれないけれど。

自分はどこへ行くのか、
何をすべきか、
いや、そもそもどう在るべきか。


今やTVがない我が家なので、めっぽう情報が遅いのですが、
この映画はギリギリセーフで観る事が出来ました。

観終わった後は、かなり消耗しました。。。
でも、無理をしてでも行ってよかったです。