kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

長崎 原爆の日

2016-08-09 11:56:40 | 日記
71年前の今日

午前11時2分に

長崎に原爆”ファットマン”が投下され

74000人もの方の

命が奪われた

生き残られた方々も

さまざまな後遺症に苦しめられて

今もまだ戦い続けておられる方もいる

みな

何の非もなく

日々を懸命に生きてこられた人たち

その被災者の代表の言葉は

こんなにつらい経験をしたにもかかわらず

戦時中は日本もひどいことをしたと謙虚な思いが込められ

さらにもう二度と同じことが起こらないように

世界中に情報を発信し続けている


原爆を落とした国の中には

それで戦争が早く終わってよかったという方が多いそう

でも

それならもし反対の立場になって

自分の一番大切な人たちが

原爆で黒焦げになったり

後遺症で一生苦しむ羽目になっても

仕方なかったというのだろうか

そういう人たちには

広島と長崎にぜひ来てもらって

いったい何が起こったのかを

その目で確かめてほしい

本当にそれでよかった、仕方なかったと

言えるのかどうか

それが人として許されることだったかどうか


広島も長崎も

以前訪れたことがあるけど

71年前にそんなことが本当にあったのか、というほど

街中は美しく整備され

多くの観光客を受け入れ

にぎわっている

あの惨禍から立ち上がってここまで来るのに

いったいどれだけの努力が要ったのか

想像もつかないくらいだ

広島と長崎の人々

そしてそれを支えてきた人々には

本当に頭が下がる思い

だからといって

原爆の使用は絶対許されないこと

でも

人は誘惑に弱い

いつかまた大きな戦争が起こり

”敵”と呼ばれる多くの人がいて

そこに使われるために作られた兵器があれば

自制することの方が難しい

だから

核兵器は保有してはならない

すべての危険な兵器は廃棄・処理して

万が一にも間違いが起こらないようにするべきだ

広島・長崎と日本の多くの人々が

そして世界でも多くの人々が

それを願っている

まず身近に銃を持っている人は

それを手放すことから

始めてほしい

勇気を持って

人と自分を信じること

兵器では

何も解決しないどころか

悲しみと憎悪しか生まない

もっと言葉を発して

語り合おう

人の話を聞こう

そうして

多くのことはきっと解決できるし

わかりあえる

いま

わたしたちの力が

試されている
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする