今日は東日本大震災から12年
自分の気持ちの中では
ボランティアに行った日々はもうずいぶん昔
けどテレビの映像や自分の目で見た被災地の状況はまだ鮮明に覚えていて
未だに過ぎた時間の感覚はよくわからない
ここ数年は被災地という意味でなく、その地域の状況を見ることが増えたけど
思ったほど興味が持てないまま来てた
けど
2月の終わりころからなんとなく大震災のことを気にすることが増えて
ここ数年はもう震災の映像はあまり見なくなってたけど
今年はちょっと見てみようって気にもなっていたし
あれから12年もたっているのにまだ行方不明者が2523人もいるってことも気にかかってた
なので
ここ数年は東日本大震災の特番も減ってるけど
今日はしっかり見てみた
すると
復興は着実にしっかり進んでいるし
被災者の皆さんも、ただ悲しんでいるだけではなく
ちゃんと前を向いて歩みを進めてる
震災の後は失ったものの大きさに打ちひしがれ
今までの生活を取り戻したいという意見が多かった
けど
今は昔を取り戻すのは不可能なことをちゃんと受け止めて
自分たちができる新しい生活を始めているし
それが明るい未来にもつながってる
そういう方々を見ていて
わたしだけが未だに「被災地」「被災者」っていう目で見てたんだなって
ようやく気付く
そして
あの大震災があったからわかったこと、学べたことが
被災地だけでなく日本に住む私たちの今の生活にすごく活きていて
お亡くなりになった方々の命は
そこにしっかり活かされているんだなって思い
今年はそういう気持ちを込めて黙とうさせていただいた
復興はまだ道半ばだし
これからも永くその道は続くと思うけど
12年経って、わたしの中では
はっきりと明るい未来が見えてきた今日という日を感謝したい
ただ
この1年は行方不明者が一人も見つからなかった初めての年だそうで
まだ2523人の方々が
家族のもとに帰りたいと願っている
時間は相当かかると思うけど
一人でも多くの方が見つかって
ご家族のもとで安らかに眠れることを
願ってやみません
遊びに来てくださって、ありがとうございました