goo blog サービス終了のお知らせ 

城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

荒城(長野県飯田市三穂)

2013年12月10日 | 長野県飯田市の城址
現状:山林、等
遺構:堀、郭
状態:遺構が残ります
表示等:なし
駐車場:なし

誰がいつ頃築いたのかは不明。
立石発電所北の尾根上に郭、堀切が残ります。

林道は狭く徒歩で向かうのが無難です。

右側の尾根上に城跡、左側下に発電簫の沈泥池。

果樹園の中の道を通らせていただいて上部へ。
切岸状ですが開墾跡と思われます。

祠の祀られた平場に続いて堀切があります。

堀切を越えて一段上がると三角形をした主郭。

北側にも堀切が見られました。

果樹園まで下って、南側下條村方向。右側に鐘突堂の山塊。
コメント

夜明山(長野県飯田市)

2013年12月09日 | 長野県飯田市の城址
西側から眺める夜明山

現状:山林、等
遺構:
状態:
表示等:「夜明山」の説明板
駐車場:なし

夜明山(よあかしやま)。
伊豆木から立石に向かう途中、峠部にある三穂三桜と呼ばれるしだれ桜の辻から東側に見える小山の山頂に狼煙台との伝承があります。

尾根上に土塁状の土盛、山頂とその下部に平場を見ることができました。

東側から尾根上を進みます。

途中の土塁状の土盛。

さらに進むと程なく山頂が見えました。

山頂東側下の平場。

山頂。

中央に聖徳皇太子の碑。

展望はありません、樹間に伊豆木方向。

説明板もあります。

山頂西側の平場。
コメント

高鳥屋山(坊主ヶ城)

2013年05月19日 | 長野県飯田市の城址

現状:山林
遺構:曲輪、空堀、土塁
状態:
表示等:あり
駐車場:各登山口の駐車スペース利用

高鳥屋山山頂の説明板に拠れば、この山は中世の山城や織田、徳川連合軍の
武田氏攻略に利用されたと伝えられる、とあります。

阿智村清内路側の山下に坊主ヶ島の地名があり関連があるように思われます。

山頂は平場となっており、南側に山小屋のある平場を含めて四段の平場があり
四段目の平場を東に回り込むと堀切につながります。また堀切の外側(東側)
に土塁状の箇所が見られます。
山頂北側には帯曲輪状に平場が一段。
西側の山頂直下の尾根上にも堀切が見られました。

今回は大明神登山口から山頂へ。

尾根上で鳩打峠からの遊歩道と出会うと山頂は直ぐそこです。

山頂、北西側に一段高くなった場所があります。

段曲輪状に南側に伸びる平場が三段。

更に下に広い平場が一段。

東側、土塁上から堀切を挟んで山頂方向。

山頂北側、帯曲輪状に平場。

西側堀切。

山頂からは南側に眺望が開けます。
コメント

旧小笠原家書院(小笠原家伊豆木陣屋跡)の桜

2013年04月09日 | 長野県飯田市の城址
いつも杵原学校の桜に合わせて訪れるのでやはり今年も満開は過ぎていました。






飯田市内では山本、竹佐にも陣屋跡を見ることが出来ますが、ここ伊豆木の陣屋跡は城郭としての姿も残しています。また唯一残された書院は国の重要文化財に指定されています。
更に、北側の小山には伊豆木城跡を見ることが出来ます。

地理院地図で場所を確認。
伊豆木陣屋跡はココ
伊豆木城跡はココ









コメント

卯月山(長野県飯田市)

2013年01月06日 | 長野県飯田市の城址
現状:
遺構:
状態:
表示等:なし
駐車場:なし


今年最初の城跡巡りはここから。
「図解山城探訪 第七集 下伊那資料編」に卯月山城として解説されて
いましたので訪ねてみました。

小野子集落の東側、卯月山の山頂に平場を見ることが出来ます。

山頂直下まで林道が通じていますが今回は小野子から登山道を辿りました。

上水道の施設を過ぎた辺から未舗装となります。

尾根までの道は荒れていました。

尾根の鞍部で林道に出会ったら南側の山頂へと登る山道へ。
途中の平場を過ぎると傾斜がきつくなり、登り切ると山頂北側の平場です。

山頂。東側に祠が祀られていました。

二等三角点。

西側に眺望が利きます。
下伊那の街並みと中央アルプスが一望出来ます。

神之峰。

飯田市街。中央左側に長姫城跡。



コメント

虚空蔵山城(長野県飯田市)

2012年11月13日 | 長野県飯田市の城址
富田城址から望む風越山(写真中央)


現状:神社地、山林
遺構:郭、土塁、空堀
状態:遺構を見ることが出来ます
表示等:虚空蔵山山頂
駐車場:風越山麓公園(子どもの森公園)の駐車場利用

飯田の街の北西、風越山の中腹の虚空蔵山の山頂が城址となります。
風越山から伸びた尾根の先端部分を空堀で断ち切って郭とし内側に土塁が築かれています。

風越山麓公園(子どもの森公園)から風越山の登山道を辿ります。

石灯籠、秋葉様と分岐点を通過して1時間半ほどで虚空蔵山山頂に到着します。


山頂の平場、建物裏側に土塁が残ります。

反対側にも建物があり、同様に裏側に土塁があります。

登り切った平場から一段高くなった所に神社が祀られており、左側を登山道は
土塁、空堀と通って風越山へと続きます。

登山道が通り抜ける土塁。

空堀。

城跡からは飯田市街が一望出来ます。
コメント

川手氏砦(長野県飯田市)

2012年11月11日 | 長野県飯田市の城址
別名:城山、城平城
現状:公園、墓地、神社地、等
遺構:不明
状態:公園化等によりほぼ消滅
表示等:なし
駐車場:なし

米川の集落の南、不動温泉の東側の尾根の先端部が主郭跡となります。
主郭部分は公園となっており、尾根上に南側から道路が造られています。

遺構は尾根上に堀切、一騎駆け状の細尾根等を見られると期待していたのですが道路を造る為に、尾根上にあったと思われる遺構も完全に破壊されており往時を偲ぶものはありませんでした。

正面が城山、中央の畦道を進みました。

墓地を抜けて登る途中に出郭跡とも思える平場がありました。

登り切ると公園に到着です。

公園南側、この辺りに空堀があった筈ですが、埋められています。

更に南側に進んでみました。
一騎駆け状の細尾根はこの辺りでしょうか。

ここも堀切があったと思えるのですが・・・残念。

公園北側から見た米川の集落。

紅葉が綺麗でした。
コメント

兎城(長野県飯田市)

2012年10月07日 | 長野県飯田市の城址
現状:公園、耕作地等
遺構:郭、空堀、土塁
状態:良い
表示等:石碑など
駐車場:公園入口車止め前に駐車出来ます。

JR飯田線時又駅の東、天竜橋を渡り県道1号線を横切って沢沿いに段丘上に登り、北側に進んだ先端部が兎城城址(兎城公園)となります。

車止め手前に駐車して進むと右側に「兎城々址 外濠跡」の石碑とその後ろに土塁跡が残ります。

左手には同じく土塁跡と空堀跡が見られます。

主郭と二の郭の間の空堀、右手に主郭の見事な土塁が築かれています。

主郭は前回訪れた時ほどではないですが、荒れていました。

主郭の先、一段低くなった所にも郭がみられました。
コメント

鶯ヶ城跡付近(長野県飯田市)

2012年10月03日 | 長野県飯田市の城址
現状:三遠南信自動車道千代IC
遺構:消滅
状態:
表示等:なし
駐車場:なし

天竜峡から県道1号線を南下、椚平を過ぎ紅葉川を渡ると建設中の三遠南信自動車道の高架を潜りますが、その高架の取り付け部付近南側に主郭があったようです。
三遠南信自動車道の建設にあたり2006-2009年に発掘調査が行われています。

城跡は、開墾、宅地化と徐々に削られ自動車道の建設により最後を迎えたようです。

西側、県道脇より。
城跡の峰の残り部分が道路の土盛となって残ります。

東側より。

南西側から。

補足として、2020年11月 画像追加
城跡南側から見る、
中央から左側にかけてが城跡。

西側から、中央右側の少し高くみえる辺りが城跡。
その下に白く見える場所を含め下側に3段の平場があるのがわかるが、城のものとも耕作地として開墾されたものとも不明。

主郭跡と思われる付近から西側を見る。

同じく東側を見る。

2019年、三遠南信自動車道上から城跡方向を見る。
中央の人影から右側辺りが城跡と思われる。



コメント

小野郷城(長野県飯田市)

2012年09月24日 | 長野県飯田市の城址
現状:耕作地、墓所、山林等
遺構:郭跡
状態:ほとんど遺構は見られません
表示等:なし
駐車場:なし

県道83号線を神之峰城址の入り口から更に1.4kmほど南下すると小野子下集会所があり、その南側の東から西へ伸びる丘が城址となります。
県道は丘を南北に切り裂く形になりますがこの位置に空堀があったようです。
城址は耕作地化が進んでいて郭の形もはっきりしませんでした。

8月によこね田んぼから神之峰城に向かう途中に取り敢えず写真撮影。


以下は、と或る冬の風景。
目印

県道東側部分。

県道西側部分。

県道から西に入った所で県道方向を見る。
右側に一段高く郭がありますが、非常に狭いです。

更に西側に向かうと墓所を越えて山林となります。
「図解山城探訪第7集(宮坂武男著)」に拠ればこの先の先端部に土塁のある郭がある
ようですが、道はありません、これ以上は遠慮しました。
コメント