所在地:長野県下伊那郡下條村小松原
現状:山林
遺構:郭、堀
状態:状態良く残っています
表示等:あり
駐車場:なし
小松原集落の西の山頂に位置します。
山頂部に主郭が築かれ、それにつながる三方の尾根はそれぞれに
堀切を入れて防御としています。
簡単な作りですが遺構はよく残っていました。
小松原神社の北側を沢にそって西へ進みます。
対岸は古くからの道でしょうか、途中で合流しました。
南側から尾根上を辿って山頂を目指しました。
10分程で山頂南側の堀切部に到着です。
堀底を通って西側に周り込むとそのまま帯郭になります。
更に進むとまた堀切があります。
堀から北西側に郭と思われる平場がありました。
山頂、主郭を西側から見る。東西に細長い郭です。
主郭の東側に進んで行くと一角が少し高くなっています。
高くなった場所に三角点と「鐘突堂」の石柱が建てられていました。
主郭東側にも堀切を見ることが出来ます。
木立に遮られて眺望は利きませんでしたが、
主郭北側下の出郭から少しだけ視界が開けました。
下方に立石、遠方は伊賀良方面でしょうか。