(南側から眺める城山)
永見山諏訪神社の裏山が城山と呼ばれるようなので訪ねてみる。
高見城跡から下間川沿いに南に向かうと左右から山が迫る。
やがて西側が開けるがその直前の山が城山である。
西側から流れてきた永見山川もここで下間川に合流する。
永見山の集落からさらに南へ向かうと南入の集落を経て日曽利へと道は続く。
また尾根を辿れば陣馬形山にも行きつく。
そして永見山川沿いに西へ向かえば吉瀬へと抜けられたようである。
上記のように城山のある場所は立地的には重要な場所と見ることができる。
余りにも大雑把な覚書図
まず、社殿裏北側の尾根まで登る。(1)
尾根北側。
目指す東側方向。
東側に登ると尾根は少し南に向きをかえ少しずつ高くなる。
微妙なピークを越えると、1つ目の堀切状の跡が見られる。(2)
堀切を越え振り返ってみる。
更に進む。
堀切の先はすぐに2つ目のピークがある。
ピークの北側には少しの平場。(3)
ピークを下ると2つ目の堀切状の跡。(4)
そして尾根の先端へ。
南側は急斜面。
北東側下に少しの平場。(5)
北側も急斜面。
歩いた感じでは、城山東側下を通る道筋の監視目的の砦のように思える。
尾根先端部に物見の櫓、2条の堀切跡の間にあるピークに狼煙台でも置いたのであろうか。