城の記 2.0

気の向くままにふらふらと、
投稿日と記事との時系列は一致していません、あしからず。

月瀬城(長野県根羽村)

2013年12月05日 | 長野県根羽村の城址
南側の根羽川を挟んだ対岸より望む城跡。

現状:寺院
遺構:郭跡
状態:
表示等:なし
駐車場:なし

月瀬(つきぜ)城。
現在、城跡は曹洞宗普門山一心寺となっています。
一心寺の開基が大永8年(1528)とのことですので、築城はそれ以前、
まだ月瀬、根羽が三河だった頃でしょうか。

北側より、初入沢を挟んで主郭。

道路部分には堀があったようです。
城跡の北側を通るこの街道は、大桑峠を越え美濃の岩村へと続きます。

初入沢から見上げた、主郭から西側へと下る尾根。

尾根が下った先端、初入沢と根羽川(国道153号線)の合流する辺りにも平場が
みられます。

南側の国道法面上部より、杣路峠方向。

主郭西側の平場。
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根羽 城ヶ峰(長野県根羽村 愛宕山)

2013年12月04日 | 長野県根羽村の城址
根羽村役場下付近から望む城ヶ峰(中央)

現状:山林
遺構:郭、堀
状態:遺構が良く残ります
表示等:なし
駐車場:なし

根羽男城とも呼ばれ、根羽村役場の北東の山頂が城跡となります。
西の女城と同時代に築城され、物見台、狼煙台として使われたと考えられるようです。

女城と同様に根羽村史跡に指定されているようですが、こちらも案内板等は見つけられませんでした。
遺構は山頂に主郭とその東側、北側の尾根に郭と空堀がとても良く残っていました。

山頂主郭。かつては愛宕神社が祀られ現在は礎のみが残ります。

主郭南側の平場。

平場から見上げた主郭側。主郭は笹に覆われ、特に南側は藪化していました。

主郭下を西側に回り込むように二段の武者走り状の細い平場がありました。
上段はそのまま北側の堀切底につながります。

北の郭から主郭方向。三連の堀切が良く残っています。

北の郭。

主郭側の堀切底から眺める東の郭。

東の郭下から見上げた三連の堀切。


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根羽 女城(長野県根羽村 金比羅山)

2013年12月03日 | 長野県根羽村の城址
東側、宗源寺の参道からみる金比羅山。

現状:神社地、山林等
遺構:郭、堀
状態:遺構が残ります
表示等:なし
駐車場:なし

根羽村役場の北西の山頂が城跡となります。
いつ頃に誰が築いたかは不明ですが物見台、狼煙台として使われたと考えられるようです。

根羽村史跡に指定されているようですが、案内板等は見つけられませんでした。
遺構は山頂の南北二つの郭、堀切と南側尾根上に幾つかの平場を見ることができました。

山頂へは金刀比羅宮への参道がありますのでそれを辿りました。

役場脇から小川川へ下り金刀比羅橋を渡ります。

畑地を過ぎて用水を跨いで山道へ。
少し息が切れだした所で一端尾根が平らになります。

再び急登、ひとつふたつと平場をみて登ります。

そして鳥居が見えてきました。

鳥居をくぐるとその先に一段高く南側の郭、山頂はもうすぐです。

南側の郭に到着。

南側の郭から北側の郭方向。
直ぐ下に浅めの堀切、その先の鞍部に土橋状の細尾根、更に奥に鳥居と北側の郭がみえます。

北側へ。

北側の郭。

郭北側にも堀切が見られました。
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根羽砦(長野県根羽村)

2013年12月02日 | 長野県根羽村の城址
南側の横旗方面から望む根羽砦。中央に見える家々の集まりのすぐ背後の小山。

現状:耕作地、山林等
遺構:郭、堀
状態:遺構が残ります
表示等:根羽砦の表示あり
駐車場:なし

武田氏が街道の押さえとして築いたと考えられているようです。
取手の集落の小川川と国道153号線の間の小山が城跡となります。

平谷村から赤坂峠を越え旧道に入って小川川に沿って下って行くと、小山の東側下に
案内板がありましたので案内図に従って南側からセメント舗装の急坂を国道まで登る
とすぐ脇に「根羽砦跡」の立て札が見つかりました。
国道を流れに乗って走っていると見過ごしそうな小さな立て札です。

わずかな踏み跡を辿って小山に上がり東側に進むとすぐに空堀があります。

空堀は故意に方向が変えられているようにも見えます。

堀底を南側に抜けた所は平場となっています。

空堀から東へ登ると土塁状の土盛と浅い堀切が見られます。

堀切上の小さな郭から更に一段登ると主郭に到着です。

主郭から見る堀切上の郭。

主郭には祠が祀られていました。

南側斜面。

見学後、再び国道まで戻りました。
国道を南側(左側)に行くと信玄塚があります。


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