国道153号は駒ヶ根市から中田切川越え飯島町に入ると東側へ折れ段丘上へ
登って行く。
その途中、左手に薬師堂跡の標柱が見える辺りの下側が、武田信玄が設けた
関所跡のあった場所のようである。
現在、国道の下側と旧道の小路との間に僅かに梅の植えられた畑地がありその
付近と思われる。
北側の、関の地蔵尊の標柱に、
関の地蔵尊の「関」とは、隣接していた田切関所を指し・・・、
とある。
田切駅西側にある聖徳寺の駐車場の片隅が町営駐車場となっているのでそこから周辺を散策。
国道を横断して下側へ。
旧道の分岐まで進むと東側がよく見通せる。
建設中の国道バイパスの橋柱とその向こうに吉瀬の城山、奥は戸倉山。
旧道の小道に入ると左手に梅の植えられた畑がある。
関所はこの辺りから北側にあったのだろう。
梅の花を眺めながら進む。
そして地蔵尊に到着。
スマートフォンは逆光に弱い。
標柱。
古い石段の向こうが関所だったのだろう。
野良道を国道まで登り、梅の畑を見下ろす。
国道傍の、薬師堂跡の標柱を見て戻る。
所在地:長野県上伊那郡飯島町田切
現状:畑地
遺構:なし
状態:
表示等:関の地蔵尊の標柱
駐車地:田切駅町営駐車場
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駐車場へ戻る途中、懐かしかったので旧田切駅跡地へ寄る。
カーブ上にあった為か、電車とホームの間が異常に広かったように記憶している。