所在地:長野県下伊那郡松川町部奈城
現状:山林
遺構:郭、土塁、空堀
状態:良い
表示等: あり(案内板、石碑、説明板)
駐車場:なし(1台だけなら石碑の傍まで行けます)
県道18号線を宮ヶ瀬橋で天竜川を越えるた所に小渋ダムからの水を利用した発電所があり、導水管が段丘上へ伸びているのが見えます。
その脇に部奈の集落へ登って行く道がありますので左折して段丘上へ向かいます。
導水管の起点を過ぎると視界が開け、少し走った所で北西方向に目を向けると中央アルプスの山並が綺麗に眺められます。
案内板を頼りに家並みが続き始める辺で左折し、少し進んで更に左折して段丘西端に向かいます。個人宅の庭先を通る感じでした。
終点には新しい石碑が建てられていてその前が少し広くなっています。小型車一台なら反転出来そうです。
石碑の先に空堀を挟んで主郭となります。主郭東側に土塁跡が残ります。
説明板に拠れば、主郭西側はかなり崩落が進んでいるようです。
道はここで終わりです。
北側から見る空堀。右手が主郭となります。
主郭の部奈建神社。
井戸跡の案内がありましたので向かってみました、表示版が付けられていたと思われ
る鉄柱はありましたが井戸跡は見つけられませんでした。
先まで行きましがこれ以上は危険そうです。