現状:山林、等
遺構:不明
状態:
表示等:なし
駐車場:駐車余地あり
「図解 山城探訪 第四集 改訂上伊那資料編」(宮坂武男著 長野日報社刊)に、
記載がありましたので訪ねてみました。
現在は砂防えん堤の建設によって地形が変わっています。
往時は川側に平地が広がりその下を与田切川が流れていたようです。
中央から左側の杉林となっている所が平地の名残り。
上流の御座松には源義経が休憩したとの伝説があり与田切川の渡渉地点だとすれば、昔もここを通って岩間へと続いていた街道があったと思われます。
北側上部から望む砂防えん堤付近。
古城は下の杉林から堆積した砂の見える所まで広がっていたのかも知れない。
さて、山城探訪、では北側の池の平にも言及されていましたので林道を辿って
行ってみました。
現在は、町民の森、として整備されています。
城跡ということではないので遺構があるわけでもありません。
雰囲気的に、空堀と郭、と見立てて撮ってみました。
中央の、郭、には四阿が建てられています。