先日御朱印を頂きに行った川崎薬師寺にこんな案内が
私は御朱印よりこちらの方に興味が・・ 笑
この時予約をし昨日一人で聴講してきました
100人ほどは入れるお寺の広間
仏師の方は東京芸術大学を卒業され歴史にある佛増の修復をされている
まだ若い青年の様相
そもそもこの仏像は先代の住職が、西伊豆の廃寺から譲り受けられたもの
最初依頼を受けた時は 江戸時代作とみていたが、この時代の特徴は寄せ木で作られている
が
仏像は空洞状態
この仏像は重い
(講演会の資料写真をお借りしています)
1本の木を彫りこんで作られているこの木は榧木(かやのき)
等々調べ進めると
江戸→桃山→室町→鎌倉→平安
までさかのぼる様式を呈している
しかも途中火災にあっている
仏像も燃えて江戸時代に破損場所を付け加え江戸時代風に作り替えられている
等々説明を受ける
歴史的価値観とはその時代をそのまま復元していく事
で
復元された姿は
制作当初の平安時代に戻した
虫食い場所は天然素材をそのまま使った材料で埋めて補修されたそう
修復とは
当時そのままを再現するものでなければいけない
新しくされた部分と従来の材質や色を合わせが残されているそうです。
御開帳は来年
現在国内で平安時代の仏像が現存している数は数体
復元完了後 認定されれば国宝にも…との説明でした
現在は
薬師如来坐像(岐阜県指定重要文化財)
不動明王像(各務原市指定文化財)
講演後本堂で
薬師如来坐像(岐阜県指定重要文化財)
不動明王像(各務原市指定文化財)
特別開帳が有りました。
今日の新聞でも
その後 井沢元彦(日本の小説家、推理作家) さんの講演が有りました
「神になろうとして失敗した信長 成功した家康」
昨日は御朱印がご縁で 歴史に触れることが出来る機会を頂きました。感謝
>歴史的価値観とはその時代をそのまま復元していく事
興味の沸く記事でした。
お聞きしたかった・・・とはいえ、出不精ですが(笑)
仏像の作り方は時代によって違うみたいですね。
外から見ているだけでは、よくわからないけれど・・・
私神道的考え方ですが、お観音様も好きなんです。
それで、仏壇のではなく、マイ机にも聖観音菩薩鉛筆とともに置いてあります。
すごく小さなものすけど。
おはようございます。
私もです。
御朱印もいいのですが、こういった講演会があればぜひお聞きしたい方です。
仏像は信仰の対象ですが、美術品としても興味があります。
観音菩薩さまが好きです。
特に十一面観音菩薩さまが大好きで、日本全国に七体ある国宝十一面観音様すべてにお会いしてきました。
時代をさかのぼる中時代の特徴など説明を受ける中
ても興味深い物でした。
住職さんの息子さんのお知り合いとかで
事前に彼は仏像とは心通わせ話を自由に出来るんですが
人間という方々との会話はとてもへた (笑)
その辺り彼の言わんとするところを優しくくみ取ってほしいとの前置きでしたが・・(爆)
ところが
私には目から鱗
ドンドン引き込まれていく内容でしたよ
仏像が戻った御開帳の時は是非又訪ねてみたいです
ドンドン引き込まれる内容でした。
最初修復前は
11面観音の様相でしたが調べ進めるうち
後から11面のお顔は追加された物だったそうです
観音様の口の形にも時代の口の特徴があるようでこれも元の口に戻されたようです
国宝の観音像
全て拝観されたのですね スゴイです
今ではいろいろな研究で作られた時代などがわかるようになってきているのですね
絵や仏像などの修復にはかなりな神経を使うと聞いたことがあります
でも 興味はあります
良いお話しが効けて良かったですね
こういう世界は ある程度の年齢を重ねていくと段々と ありがたい気持ちになってくるから
不思議です。
わたしも アンテナを広げて チャンスを引き寄せていかなくては!
貴重なお話を伺う事が出来ました
修復 復元
作られた年代の特徴に照らし合わせ
忠実に復元していく
気が遠くなる作業ですね
これもご縁を頂けたという事でしょうかね。
仏像修復を携わられた仏師の先生の話を伺い遠い時代のロマンを感じることが出来ました
仏師の先生の講演
キラキラと光り輝きながら仏像と向かいながら
この仏像の生まれた
そして傷ついた時代を超え
新たに手を加えられていった姿を
追求していかれる過程
ドンドン引き込まれ楽しかったです
いいご縁でした