以前、ラジオを聴いているとリスナーからこんなお葉書が。
(今はメールだね)
「父が、何かあると必ず「逆に考えると」というので、腹が立ちます」
との事。
う~ん、腹が立つのか。。。大切なことなんだけどね。
私は、ソフトウェア開発の仕事をしています。
まあ、なるべくなら「楽に楽しく、大きな結果」がモットーですが。
お客さんが「設計書を書く!」と言って出してきたものに、こう書いてありました。
「Aの場合、Bを実行する」
分かりますが、Aと類似するCがあった場合どうすれば良いのか?
そして、Aでない場合、どうすれば良いのだろうか?
文系の人には「???」な話かと思いますが、システムを作っていること、この部分が大きな問題になってきます。
ルールが無いということは、どうなるかわからないのですよ。
つまり、ここで「逆に考えると」という発想が必要になってきます。
逆に考えて、矛盾やグレーな個所が無いかを考えることが重要になってきます。
人の付き合いも同じですね。
自分が良かれと思ってやった行動や、何にも考えずに起こした行動。
それが逆に考えてみると、とんでもなく失礼なことだったり、取り返しのつかない問題だったりします。
なので、良かれと思っても「逆に考えて」みて、本当に良いのかを相手の気持ちになって考えるという、う~ん、昔はこういう教育していたんだけどね。
今は、老若男女、こういう考え方ができない人が多いです。
教育の問題か、それとも大人に問題があるのか。
微妙な時代ですな。
最後に、A とBの話。
どう書けばよいのか?
「Aの場合のみBを実行し、Aではない場合は何も実施しない」
面倒ですが、ここまで書けば不明点はなくなります。
もしくは
「Bを実行するのはAの場合のみであり、それ以外の場合は実施しない」
とかね。
逆にBから発想すると、不明点がなくなるという訳です。
ちゃんちゃん。