ネットの記事を見ていると
「不労所得の投資で、利益を取ろう」
的な話をよく見ます。
大きな額ではありませんが、そこそこの年数投資をやっています。
投資信託、現物株、FXと。
私は、これらが不労所得とは思えないんですよね。
かなり考えて、調査して、検討して、飛び込む。
この「考えて、考えて」という部分は「不労」なのだろうか?と。
プロセスとしては、ビジネスも同じと思うのですが。。。
そもそも労働とは何でしょうか?
辞書などの言葉の定義は、ちょっと置いておいてね。
日本全体の認識は「労働」=「肉体労働」となるのではないでしょうか。
不思議ですよね。
「頭脳労働」は労働ではないという認識が、いまだあるような気がします。
その証拠に、働き方改革での「労働」の扱い。
「労働とは時間」
としてしまっている。
私は「時間」ではなく「結果」だと思いますので、一定の「結果」が出れば、時間なんて短くても良いのです。
逆に言えば、「結果」が出ていないのであれば、次を見越して「時間」を長くするのは必然な事。
つまり「結果」を出すために「頭脳」をフル回転し、適切な時間で判断することなんです。
それを働き改革では「時間」にしてしまったため、「結果」が出せない「定時人間」を作り出してしまった。
これは、政府が作り出した問題点だと私は思っています。
「肉体労働」としてしまったため、1日7時間だけ動けばいいとしたこと自体、大問題だと思います。
一杯考えた人の7時間と、ボーとした人の7時間は質が違うのは言わずもがな。
一生懸命考える。
その後で行動する。
そして「結果」=「利益」をもたらす。
それが労働で、行動が「肉体」であろうが「頭脳」であろうが、結果を求める以上、どちらでも構わないのではないでしょうか。
そう、一生懸命考える。
これは、投資、資産運用で、一番大切な事なんだと思います。
だから、不労所得ではないと、私は思っています。
というか、考えない投資、資産運用は「危険」以外の何物でもないです。
なので投資、資産運用は、誰かに教わるとか、指示に従うことはできず、「専門家」に頼るのは、おすすめ出来ないというのが・・・
何度も失敗してきた私の経験則になります。