我が家の息子たち。小学5年生と3年生。サッカーのクラブチームに入り、毎日がサッカー中心に回っている。
土日の試合は主人と見に行くのだが、サッカーに詳しい主人と違い、ルールすらわからない私はいつもゴールを決めなかった子供たちを訳もわからず叱責?するばかり。
かたや主人はというと、ポジションに応じたアシスト、パスを的確に誉め、子供たちとの試合後の会話も盛り上がっている。
家族やチームのママたちには言えないが、私は正直サッカーというスポーツには興味がわかず、ルールすらいまだにわかってない。子供たちの試合観戦ですら、夏は暑くて日に焼ける、冬は寒くて乾燥する。アラフォー女子にとってはこの上なく過酷な環境を強いられていることに苦痛を感じることもある。
しかし、息子たちもそれなりに上達し、県選抜に選ばれるまでになると、まわりの親たちのサッカー熱もものすごい。ルールを知らない親なんて、あり得ない。
手っ取り早く、サッカーを理解し、息子達との距離感を縮めるため、地元のママさんフットサルに加入した。ママサル、ゆるーい感じで加入した自分がバカだった。パス、ドリブル、ループ、どれひとつ一人前にできない私は3ヶ月たった今も、名前じゃなく「新人」とよばれる。自分より10も20も年上の先輩女子から怒鳴られてばかり。正直、もうやめたい。自尊心ズタボロだ。
そんな中で理解して、応援してくれるのが息子達である。練習という名のしごき特訓にも根気づよく?付き合ってくれて、感謝感謝である。
そして、これまで見えなかった息子達の日々の努力、忍耐を感じられるようになった。
職場でも家庭でも、より良い人間関係の土台は相手の立場を理解し、尊重することで生まれるものなんだと改めて息子達から教えてもらった。
東海局S