以上の通り、
我が国は、肇國の理念を掲げて、
二十世紀の大東亜戦争(第二次世界大戦)を戦った。
従って、我が国は、二十一世紀においても、
中共という異形のおぞましい共産党独裁国家に対し、
神武天皇の国家創業の理念に基づき、
「人殺しは止めろ!」と言わねばならない。
しかるに、現在、
我が国のマスコミと国会を見ていると、
マスコミは、
中共のウイグル人に対する
ナチスドイツのユダヤ人殺戮と同様のジェノサイドが無いが如く無視して、
ただ、北京の冬期オリンピックに喜び勇んで出場する選手達の姿を報道し続けている。
そして、国会は、
中共の新疆ウイグル自治区などでの人権問題に関する決議をすることができず、
衆議院が、やっと二月一日になって決議をしたが、
それは、中共の名指しをせず
「人権侵害」や「非難」の文言を削除したもので、
まさに寝言だ。情けない。
ただこの寝言には、
我が国の政界に対する中共の巧妙な工作活動が成功し、
既に多くの国会議員と
一部政党が
祖国日本を裏切って
「中共の犬」
であることを明らかにした意義だけがある。
(本稿は、「月刊日本」への原稿に加筆したもの)
西村 真悟FBより