毎日のようにテレビを賑わしているオリンピックの施設の問題や豊洲市場の問題は果たしてそれほど重要なものか。
オリンピックであれ豊洲市場であれ、国全体の問題としてはそれ程大きな影響がないと思う。
それよりはるかに重要な問題は今国会で審議中のTPPの締約交渉の問題である。
皮肉な見方をすればTPPの問題から国民の目をそらす為に政府とマスコミが一体となって四の五の問題をあえて前面に出して騒ぎ立てているのであろう。
TPPの中身は関税問題が中心でなく国家の全般的なシステムが中心である。
このままであると日本の国家主権がないがしろになってしまうのではなかろうか。
大きな憂慮を感じざるを得ない。
ジャーナリズムがその尊い使命を忘れ、国家と一体となってその宣伝機関に成り下がった場合、
全体主義国家となりその将来に明るいものは見出し難くなる。
ー 天衣無縫 三宅の一刀両断!ー
「日本維新の会」 前衆議院議員 三宅博 WEBサイト
より。