遠い古代に地球に起きた話
ニビルの接近と通過は、地球とラーム(火星)に影響を及ぼしたが、ニビル自体にも大きなダメージを引き起こした。金粉のシールドは破れ、大気は再び減少している。今、新たな金の供給が必要なのだ。
金鉱はすべてなくなっていた、殺到した水によって埋まってしまったのだ。
鉱山で働いていた数百のアヌンナキが地球からいなくなり、「原始的労働者」として仕えていた大勢の地球人は、大洪水によって泥に変わってしまった。
地球からはこれ以上、金を供給できません。エンリルとエンキはそうニビルに告げた。地球とニビルに絶望が広がった。
その時、ニヌルタが、ヒマラヤ杉の山々での任務を完了し、大洋の向こうの山間地へ再び旅をしていた。
その土地から、地球の反対側から、驚くべき言葉が届けられた。
殺到した水が山腹に深い切れ込みをいれて、そこを裂き、山腹から無数の金が、大小の塊で、下の川へ落ちており、掘削することなく金を引き揚げられます。
エンリルとエンキは遠く離れた山間地に急行し、驚きながら発見したものを検分した。
金、純金だ、精製や溶解は必要ない、すべてがそこに横たわっている。
これは奇跡だ! そうエンキはエンリルに言った。ニビルがもたらしたことによって、ニビルが修繕されるとは!
「万物の創造主」の目に見えない手がニビルに生きる機会を与えた! そうエンリルは言った。。
地球のこっち側の高地の山間部に、地球人がいくらか生存していました。
・・・他の地球人が生き延びていたという報告に・・・生きとし生けるものの終焉を計画した、エンリルでさえ、もはや怒っていなかった。
「万物の創造主」のご意志なのだ! かれらはお互いに言い合った。
さて、地球の反対側にある高地ってどこだと思う?
これにぴったり当てはまる記載のある文書がある。
ロブサン・ランパ著「第三の眼」だ。
この書物のp208にこう書いてある。
(チベットの)チャン・タン高地には、化石がたくさんあって、この辺はかつて河岸であったことを証拠だてている。巨大な、色鮮やかな貝類、奇妙な石の海綿、サンゴの枝などは珍しくなかった。金もまたここにはあって、その塊を小石と同じくらい簡単に拾うことができた。大地の深みから湧き出る水は、蒸気の沸騰点からほとんど氷点までのあらゆる温度をそなえていた。
この不思議な土地は、現在中国の管轄にある。
しかし、もはや誰も見出すことはできない。