つづきです。
校長の意思とは裏腹に、生徒と教職員の学校諮問理事会は退場せず、その場で採決するの。
この理事会の話し合いの輪のなかに一人の女性がいる。
やがて程なく決議事項が合意される。
例の事件のもう一人の目撃者の先生が壇上に立つ。
「査問会は次のことを決定しました。
ハリー○○・ジミー○○・○○トレントは、非紳士的行為により今学期の仮及第とする。ジョージ○○には何ら報賞は与えないものとする。チャールズ・シムズは今回の事件から解放される」
簡潔で素晴らしい決定でした。
満場の拍手と歓声のなかフランクとチャーリーはゆっくり退場して外を歩く。
桜の花吹雪の中を歩くイメージだけど、2人に気がついた女性が小走りで追いつくの。
そして自己紹介。彼女は先の理事会の話し合いの輪の中にいた女性です。
感動したこと、政治学を教えていること、名前などの短い自己紹介をする。
フランクは、その名前の友人を知っている・・といくつか挙げる。
「いいえ」・・結婚はしていないことをスマートに確認した感じ。
それから彼女のつけている香りを言い当てる。 「ええ」 と微笑む。
「これからはいつでもあなたを探し出せる」
そして 「失礼」 と去る。
見送る彼女の表情が素敵。
柔らかく金髪の長い髪が風にそよぎ頬をなぜ、光が当たっている。
今頃やっと気がついた。
この映画の題名は
「夢の香り」