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既存アパレル オンワード樫山 縮みから成長志向へ

2012-04-15 | Weblog
デパート売上高を支えていた今やアパレル業界の東の雄、オンワード樫山。
かの時代、ジャンポール・ゴルチエのスポンサーとして育てた、オンワード樫山
一時代、一人勝ちを謳歌した、オンワード樫山。
しかしながら、時は世につれ、世は時につれ、
バブル崩壊、デフレファッション時代をコスト削減で乗り切ろうとした、オンワード樫山。
苦節20年経過、美酒を味わった世代の殆どが消え去り
漸く、成長戦力志向(指向?)へ羽ばたくのか。

しかしてその方策は
1 既存百貨店チャネルの維持
2 駅ビルショップ等への重点出店
3 日本マーケットでは 「組曲」 「五大陸」 の見直しとSC用ブランドの充実
4 欧米マーケットでは 「ICB」 の再展開
5 中国を中心とするアジアンマーケットでは 「現地ブランド」 展開
6 新規事業、M&Aの促進

当然これ以外に 「隠し球」 はある筈?
上記を駆使し2015年2月決算時では 「売上高3,500億円」 を目途。
この内、海外売上高は25%の875億円の見込み。
詳しくは 「オンワードHDが中期経営計画 3年後売上高3500億円に」
日経Web刊 4/9 19:50  日本経済新聞 4/10付け

一方、カジュアル衣料S.P.A.で気を吐くポイント
2015年2月決算時では今年の売上高1,150の倍増 「売上高2,000億円」 を目標。
「グローバルワーク」「ローリーズファーム」を擁して
アジアンマーケットに展開を計る由。
又、トリニティーアーツと来年10月を目処に経営統合、生活雑貨の充実も。

両者、業態こそ違えど果敢に飽和日本市場から海外市場へ戦いを挑んでいます。
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