製造直販資本主義の申し子Ｆ.Ｒ.美しき数字

今や世界のリテーラー 「ユニクロ」 有する 「ファーストリテイリング」 が
2011年9月～12年2月期連結決算で美しい数字を叩き出した。（2012年4月12日発表）
売上高　5,255億円　販管費を除いた営業利益　917億円　営業利益率　17.5％。
好調理由は「寒過ぎた日本」と「中国・台湾出店の売上貢献」。
「衣料」を通して 「資本主義」 を貫徹する 「ファーストリテイリング」。
飽くなき出店を続ける事が不能になるまで戦い続ける事を期待致します。
一方、デフレ経済下の申し子 「アウトレット」。
高級ブランド廉価販売名目で話題を集めたカテゴリーキラー、アウトレット市場に
陰りが見え隠れし始めた模様。
昨年6月、「アウトレットモール・リズム」（国内のアウトレット施設１号店）が閉鎖。
こちらも、資本主義を貫徹する三井不動産・三菱地所のモール新設も先細り。
「利潤」を生まない事業からの早期撤退は資本主義の論理ゆえ・・・・・。