今日日、街はレースファション大賑わい。
今回はちょいとお堅く「レース(lace)」について
レースの種類
1 リバー・レース (leaver lace)
極細糸 (極細番手) を使用し、リバーマシンにより、繊細で優雅な模様を出せるレース。
フランス、パリから北へ200km、ドーバー海峡に面したカレーがナンバーワンの産地。
華やかなルイ王朝時代には、フランス各地に手工レース製作場が設けられました。
ヨーロッパでは、レースと云うと 「リバー・レース」 の事を指します。
2 ケミカル・レース (chemical lace)
4~5匁の薄い羽二重にエンブロイダリー (刺繍) マシンで綿糸で緻密に刺繍した後、
薬品 (苛性ソーダ等) を用いて、羽二重部分を溶かしたもの。
厚みが有り、外観が豪華に見えるのが特徴。
ケミカル・レースは日本の命名で、欧米ではボーンアウト・レース(burnout lace)
と呼ばれています。
スイス、サン・ガーレンの綿ギピュール(guipure)がつとに有名です。
3 エンブロイダリー・レース (embroidery lace)
当に、刺繍レースの事です。
綿ローン・ボイルなどの生地に細番手の綿糸などで刺繍を施したもの。
又、穴を開け、その穴を縁かがり刺繍するテクニックもあります。
1830年代、スイスのホセ・ハイルマンさんが刺繍ミシンを開発した事が発祥です。
産地は、圧倒的にスイス・オーストリアになります。
4 編み・レース (needle lace)
メリヤス (伸縮自在で編物のような布地) 用のラッセル機などで編んだレース。
皆さんのお家 (うち) に下がっているレースのカーテンがこれに当たります。
(参考 「ZIPANGU 絹(シルク)と絹製品について」)
最高級のリバー・レースを守り続けておられる日本人が存在します。
「100年前の機械を駆使、最高級レース王者の栄レースが語る「世界一であり続けるため に必要なこと」 (WWD JAPAN)
「栄レース株式会社」
栄レース 澤村さんの末永いご健闘を心より願っております。
今回はちょいとお堅く「レース(lace)」について
レースの種類
1 リバー・レース (leaver lace)
極細糸 (極細番手) を使用し、リバーマシンにより、繊細で優雅な模様を出せるレース。
フランス、パリから北へ200km、ドーバー海峡に面したカレーがナンバーワンの産地。
華やかなルイ王朝時代には、フランス各地に手工レース製作場が設けられました。
ヨーロッパでは、レースと云うと 「リバー・レース」 の事を指します。
2 ケミカル・レース (chemical lace)
4~5匁の薄い羽二重にエンブロイダリー (刺繍) マシンで綿糸で緻密に刺繍した後、
薬品 (苛性ソーダ等) を用いて、羽二重部分を溶かしたもの。
厚みが有り、外観が豪華に見えるのが特徴。
ケミカル・レースは日本の命名で、欧米ではボーンアウト・レース(burnout lace)
と呼ばれています。
スイス、サン・ガーレンの綿ギピュール(guipure)がつとに有名です。
3 エンブロイダリー・レース (embroidery lace)
当に、刺繍レースの事です。
綿ローン・ボイルなどの生地に細番手の綿糸などで刺繍を施したもの。
又、穴を開け、その穴を縁かがり刺繍するテクニックもあります。
1830年代、スイスのホセ・ハイルマンさんが刺繍ミシンを開発した事が発祥です。
産地は、圧倒的にスイス・オーストリアになります。
4 編み・レース (needle lace)
メリヤス (伸縮自在で編物のような布地) 用のラッセル機などで編んだレース。
皆さんのお家 (うち) に下がっているレースのカーテンがこれに当たります。
(参考 「ZIPANGU 絹(シルク)と絹製品について」)
最高級のリバー・レースを守り続けておられる日本人が存在します。
「100年前の機械を駆使、最高級レース王者の栄レースが語る「世界一であり続けるため に必要なこと」 (WWD JAPAN)
「栄レース株式会社」
栄レース 澤村さんの末永いご健闘を心より願っております。