○○系ファッションセグメント

「大人かわいい」系に触れたついでに。
○○系と言う「系」ファッションの系統をさらっと。
系、或いは、系統は、ある原理・原則により整理・整頓されたものですが、
ことファッションに関しては 「感じ」 が支配する世界ですので極めてファジー。
強いて言語化すれば 「曖昧模糊を原則」 としています。
要は商品（雑誌・媒体）を販売したい側の「広告宣伝文字」位に考えた方が無難。
当然、○○系ファッションにもエイジセグメントが必要。
しかし、又、このエイジセグメントにしても
「生理年令」なのか「感性・感覚年令」なのかも問題に。
世のＭ．Ｄ．と言う部署・空間におられる方の頭を悩ます事柄。

語意の変遷 かわいい（可愛い）の場合

「か・わ・ゆ・い」が「か・わ・い・い」に。
故に甘えん坊の誰かさんが言う処の「カワユイ」は古語の復活？
古語の語意は、（平安時代）
イケメン（面）過ぎて、ご尊顔を拝すのはとってもハンズカシイ（恥ずかしい）。
時代が流れて、（室町後期時代より）
とても小さくて守ってあげたいほどかわいそうで、痛々しい。
更に時が過ぎ、（江戸時代）
いとおしむ対象者・物として、深ーい愛情をもたらす。
更に更に、時が下り、
強者の論理として、小さくて綺麗（きれい）。
そして、現在は
うら（心）が病み過ぎ、おもて（顔・姿）を過ぎ去りし幼時ファッションで固める。
と言う意味合いが付加されました。
でもでも、
彼女らにはやや、遅過ぎですが、かわいい子には「艱難辛苦な旅」をしてもらいましょ。

大人かわいい系雑誌の旗頭 「sweet」 は付録も凄い

昨今のギャル系ファッション雑誌はファッション情報発信のみではなく
おまけの「付録」が充実？しているとか。
大人かわいい系情報発信で圧倒的な部数発行をゲットしている 「sweet」 。
６月号の付録は「ハローキティーのプレッピートート」と「特性ステッカー」
白い子猫には確かに「大きめなリボン」。
プレッピー（preparatory schools）だからアメリカ名門私立高校。
（但しプレッピールックと大人かわいい服とは全く異なります。）
確かに「大人かわいい」のコンセプトにぴったんこ。

レース・リボン・ボーダーの可愛さは

大人かわいいファッションに欠かせないポイントデザインは
「レース・リボン・ボーダー（中・太ストライプ）」の三つ。
レースはトリミングとして使用する際は綿、或いは、レーヨン素材で
ちょい見せが基本。
分量多過ぎは「セクシー系・モテ系」分野にお任せ。
大きめなリボンは未だ大人になりたくないアッピール記号。
太めの横ボーダーは遠くからでも私の存在を宜しくって感じ？

大人かわいい系雑誌の旗頭 「sweet」 は付録も凄い 5/19
昨今のギャル系ファッション雑誌はファッション情報発信のみではなく
おまけの「付録」が充実？しているとか。
大人かわいい系情報発信で圧倒的な部数発行をゲットしている「sweet」。
６月号の付録は「ハローキティーのプレッピートート」と「特性ステッカー」
白い子猫には確かに「大きめなリボン」。
プレッピー（preparatory schools）だからアメリカ名門私立高校。
（但しプレッピールックと大人かわいい服とは全く異なります。）
確かに「大人かわいい」のコンセプトにぴったんこ。

ルーズソックス世代が大人かわいいファッションへ

NHK「クローズアップ現代」5/13
「大人も”かわいい！”」タイトルで「大人かわいい」ファッションをお取り上げ。
（効） 能書きコメンテーターは田中理恵子さん（1970～）。
大人かわいいファッションの
ターゲットはアラサー（26歳～34歳）
このファッションの三種の神器はレース・リボン・ボーダー（中・太ストライプ）
田中さんのお話しでは
「彼女らは、女子高校文化圏の延長で、
このファッションでご自分達の共存感を味わえて安心・安全。」との事。

カバレギの次は何がお目見え？

「カバレギはもう古い次は○○○○よ。」の言葉は聞けるのでしょうか？
これができないとカバレギでスパッツファッションは次の段階に。
カバレギ～スパッツに全般に渡り、（厚みの問題も含め）
多色無地展開、
ジャガードニッティング、
プリントテクニックの戦いエリアに突入せざる得ません。
もしこの段階が訪れたら、
ヤンカジュのアドバンスド軍団は「次の見せ方」のトライしている頃合い。

レギンス＋フットカバーが カバレギ へ

今年に入って、トレンカの足部分が逆バージョン感がある「カバレギ」 が登場。
カバレギ はフットカバーとレギンスをつなぎ合わせたアイテム。
だから名前も得意の短縮単語でカバ・レギに。
このアイテムで、今年の冷房対策はバッチリ。
ガンガン冷房から足下を守れます。
一方、トレンカにしろカバレギにしても
供給側は至って簡単、ジャージー・カットソウだから「穴」を空ける箇所を
変えるだけ。とても、楽勝。

トレンカはトレン（ド）カしらん？

トレンカはタイツの足先と踵＝heel（かかと）部分をカットした感じのもの。
現在のスキーパンツはオーバーブーツで着用しますが、
それは、それは、昔、スキーパンツはインブーツで履いていました。
当然ストレッチ素材で伸縮性が利きベルトでウエスト固定せず、
このパンツはサスペンダーとワンセット着用。
肩と土踏まず（shank）で引っ張り合っていたパンツ。
このサスペンダーが無い感じのジャージー・カットソー風のものがトレンカ。
トレンカはどの様な経緯で命名されたのかは不明。
取り急ぎそれに当たる「英・米・仏語」はありません。
だから、トレンカはトレン（ド）カしらん？としてみました。
まさか着用されている女性に
「それって、足からトレンカー！」って言った訳では無いですよね？

レギンスのみでは足先が冷たい。

基本的に足先が冷たい事は体に良くありません。
ファッションには暑さ寒さはいくら「関係ナイッ。」と粋がっても
短時間は堪えられますが、長時間はファッションにお隠れ頂かないと・・・。
特に女性は足先を冷やす事はとても体に毒。
レギンスは下にボリュームを増しても所詮、アンクル（踝）丈。
かといって「ソックス」を履いてはお子ちゃまになってしまう事実。
そこでお婆ちゃまの知恵をお借りする事に。
お婆ちゃまのたまのストッキング着用お出かけ、
オシャレなんぞ、とうの昔にお忘れって事で
寒さ対策はフットカバー履きのパンプスウォーク。
このアイデア頂きで「ヤング？フットカバー」が出現。
そう言えば、その昔、寒さ対策で「婆シャツ」も有りましたっけ。

又々、ドン・キホーテのプライスキラー

ドン・キホーテが又々、やってくれました。
メンズテーラードスーツ、定番カラーの黒・紺が何と、上代￥４.９００。
素材は　表地 ポリエステル65％ レーヨン35％　裏地 ポリエステル100％
サイズは　Ｍ・Ｌ・ＸＬ
縫製は中華人民共和国。
生産着数は１０.０００着。
ターゲットはおしゃれに敏感な若者とか
これこそ、デフレファッションの賜物。
詳細は「＋情熱」で。