恐怖に直面した時、本性が表れる
<アパート>アパートの1階で、全身水浸しで顔面蒼白の溺死者らしき幽霊に遭遇したネット小説家のアチー。慌てて部屋に戻り、下の階に住むカッチャイに助けを求めると、カッチャイをはじめ他の入居者である霊感婆さん、ランおじさんも同じ幽霊を目撃したという。
4人は幽霊の出現が4階に住む謎の男に関係していると疑い、その男の部屋を訪ねると、部屋から出てきたのは数々の殺人を犯 . . . 本文を読む
明日が過ぎれば無事だ
警察とマフィアそれぞれに内通者がいたことが発覚し、激しい抗争へと発展した事件から10カ月後。警察官として生きる道を選んだラウは、警察内部に残る潜入マフィアたちを次々と始末していく。
そんな中、エリート警察官ヨンが大物密輸商人シェンと接触していたことを知ったラウは、ヨンが潜入マフィアであると確信し身辺を探りはじめる。
かつてのヤンの姿に自分を重ね、運命を変えるべく最後の闘 . . . 本文を読む
この世に出た者はいずれ消え去る
1990年代、中国返還を前に揺れる香港。
マフィアのラウは親分サムに命じられ、内通者となるために警察学校へ送り込まれる。
一方、マフィアのボスの私生児であることが発覚し警察学校を退学させられたヤンは、マフィア組織への潜入捜査を命じられる。(「作品資料」より)
「インファナル・アフェア」に続く3部作の第2弾。
2003年製作、日本では2004年に公開。 . . . 本文を読む
俺は善人か、それとも悪人か
1991年、香港。黒社会に入った青年ラウはマフィアのボスであるサムに目をかけられ、スパイとして警察学校へ送り込まれる。
一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは、警視ウォンからマフィアへの潜入捜査を命じられる。ラウとヤンは正体を隠したまま、それぞれの組織で頭角を現していく。
潜入開始から10年後、警察はヤンから大規模な麻薬取引の情報を得るが。(「作品資料」 . . . 本文を読む
天に眼有り
治安判事ラム・リョンソイは、新しい上司の気分を害したことで職を失ってしまうが、友人の勧めもあり、50代にして新たに法廷弁護士として道を歩み始める。
そんなラムがはじめて弁護を担当したのは、とても複雑には見えない単純な児童虐待事件だった。
しかし、その事件が思いもよらない展開をみせ、ラムとパートナーの若き女性法廷弁護士のフォン・カークワンは、大きな権力闘争に巻き込まれていく。(「作 . . . 本文を読む
人は金か愛のために呪いをかける
呪術師が自分自身に呪いをかけると、首が体から離れて宙を舞う恐ろしい吸血鬼になるという。
空飛ぶ首に変身した呪術師がかける呪いは強力で、それを解くことができるのはたった1人の男だけだった。(「作品資料」より)
東南アジアに伝わる呪術〝ゴンタウ〟をモチーフに描かれたスプラッタ・ホラー。
ある激しい雨の夜、警官が惨殺される。
時を同じくして、刑事のロクマ . . . 本文を読む
あいつの痕跡ばかりだ
オーストラリアの観光地エアーズロックで現地密売人と麻薬取り引きを行おうとしていた中国人チャンが逮捕される。一報を受けた香港警察の特別支局員ファン・シン・レイ刑事は単身シドニーへ趣き、チャンの口から組織の情報をつかむ。
それによると組織のボスはウィルトンという男で、シドニーでは暗黒街の帝王と呼ばれ、麻薬・売春ルートを一手に握る大物だった。(「作品資料」より)
1975 . . . 本文を読む
この手が憶えています
1960年代の香港。仕立て屋見習いの青年チャンは、美しい高級娼婦のホアと出会い、魅了される。それ以来、ホアが他の男のために着飾る服を、愛情を込めて仕立て続けるチャン。
やがて時は移ろい、ホアはかつての精彩を欠いていき、すべてを失っていくのだが。(「作品資料」より)
「恋する惑星」「天使の涙」等のウォン・カーウァイ監督、2004年製作の作品。
2001年に、スティ . . . 本文を読む
卵を隠すには卵の山の中が一番安全だ
会計士ホイの密告により、香港のタバコ業界団体の不正が発覚した。しかしホイは報復を恐れ、証人要請を拒否して逃亡してしまう。
汚職捜査機関・廉政公署(ICAC)のチャンらは、必死でホイの行方を追うが。(「作品資料」より)
1990年代に実際に起こった汚職事件を基に製作されたノワール・スリラー。
ラウ・チンワン演じる主人公。
大概のあらすじではチャンと . . . 本文を読む
その時彼女との距離0.1ミリ、57時間後僕は彼女に恋をした
エイプリルフールに失恋した刑事223号は、振られた日から1カ月後の自分の誕生日までパイナップルの缶詰を毎日買い続けている。恋人を忘れるため、その夜出会った女に恋をしようと決めた彼は、偶然入ったバーで金髪にサングラスの女と出会う。
一方、ハンバーガーショップの店員フェイは、店の常連である刑事633号あての手紙を店主から託される。それは刑 . . . 本文を読む
誰しもパートナーが必要
孤独な殺し屋の男と、そのエージェントを務める女。仕事に私情を持ち込まないことが彼らの流儀だったが、2人の関係は揺らぎつつあった。
一方、口がきけない青年モウは、夜ごと他人の店に入り込んで勝手に営業している。
ある日、モウは失恋したばかりの女に出会い、恋心を抱く。(「作品資料」より)
1995年製作、日本では1996年に公開された作品。
今回、ウォン・カーウァ . . . 本文を読む
大変なんだ、足を洗うのは
香港マフィアの幹部であるホーと相棒マークは、強い絆で結ばれていた。ホーの弟キットは兄の仕事を知らないまま警察官となり、ホーは弟のため足を洗うことを決意する。そんな矢先、取引のため台湾へ渡ったホーは相手組織の裏切りにあい、逮捕されてしまう。
マークはたったひとりで敵組織に乗り込み復讐を果たすが、自らも足に大怪我を負う。3年後、刑期を終えて出所したホーは、キットから絶縁を . . . 本文を読む
死地に身を置き新生する
爆弾処理班で数々の事件を解決してきたフォンは、爆発に巻き込まれ左足を失ってしまう。義足とは思えないほど身体機能が回復しながらも、上層部はフォンの現場復帰を認めず、仕事一筋で生きて来たフォンは自暴自棄になり、警察を辞めてしまう。
姿をくらませたフォンが発見されたのは、テロ組織「復生会」によるホテル爆破事件の現場だった。
重体の状態で発見されたフォンは容疑者として病院で尋 . . . 本文を読む
仕事を減らすのではなく、良い仕事をすること
正義感あふれる警察官チョンは、麻薬組織の壊滅作戦中に謎の仮面をかぶった集団に襲撃され、仲間を殺されてしまう。やがてチョンは、事件の黒幕が3年前に警察組織にはめられ投獄された元同僚ンゴウであることを知る。
チョンは自身にとって弟子のような存在だったンゴウと、激しい攻防を繰り広げるが。(「作品資料」より)
「イップ・マン」シリーズのドニー・イェンと . . . 本文を読む
金が大好きな正義の警察官だ
香港警察情報課の警部チェンと警視イップは、何者かに命を狙われたジャーナリストの女性イウを保護する。彼女が調べていたのは、拉致した子どもたちをスパイとして教育し、世界各地の警察に潜入させている国際テロ組織だった。
早速捜査に乗り出そうとするチェンとイップだったが、保安部の警視ジェンに捜査権を奪われてしまう。ジェンは元潜入捜査官であるチェンを疑っていた。
事態は二転三 . . . 本文を読む