CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-213「ブラッド・ブレイド」(カナダ)

2020年12月31日 10時24分42秒 | カナダ映画
元妻の犬でも殺すのは嫌だ
 謎のウィルスが大流行。感染者は生ける屍と化して人間を襲い始め、世界は滅亡の危機に瀕していた。その中で、奇跡的に強力な免疫を持つ一部の人間だけが辛うじて生き延び、リーダーのトレイラーを中心に、生存者と物資を居留地“レッド・クロー”に集め、集落を形成していた。
 一見平穏な日々を送る生存者たちだったが、免疫を持たない”よそ者”に攻撃的な派閥や、出産間近の妊婦の存在など、課題は山積みだった。
 そんなある日、3名の生存者が、助けを求めて逃げ込んでくる。受入に反対する息子ライソールを無視して、彼らを受け入れるトレイラー。
 だが、この決断が集落を地獄に変え、生き残りを懸けた壮絶な戦いへと突入していく。(「KINENOTE」より)


 先住民居留地で謎のウイルスによってゾンビが大量発生。
 そんな中で生き残った者たちが奮闘する物語。

 前半は、謎のウイルスによってゾンビが徐々に発生、住民たちが襲われるという展開。

 ネイティブ・アメリカンで警察署長のトレイラー、そして息子のジョセフはゾンビに噛まれる。

 彼らはゾンビになってしまうのかと思ったが、後半、彼らは生存者のリーダーとして集落を形成している。

 どうやら、ネイティブ・アメリカンである彼らは免疫を持っているよう。

 そんな彼らの集落に白人の生存者たちが逃げ場を求めやって来る。

 トレイラーのもう一人の息子、ライソールの反対を押し切り、トレイラーは彼らを受け入れるが、やがてそれが悲劇を生み出していく。

 ゾンビが襲撃してくる集落の中で、果たしてトレイラーたちは生き残ることが出来るのか。

 激しいゾンビとの攻防が描かれる。

 トレイラーの父親がゾンビとの対決には日本刀を使うというのが面白かったな。

 集落にゾンビが入り込んだ裏には、ある人物の思惑がある。
 それは優位性、部族の純粋さを護ろうとする姿勢。

 最後の戦い、逃走では、思わぬ人物も犠牲になってしまうという展開。

 この話の結末は希望となるのか絶望をなるのか、微妙な感じであったな。

/5

監督:ジェフ・バーナビー
出演:マイケル・グレイアイズ、フォレスト・グッドラック、キオワ・ゴードン
   エル=マイヤ・テイルフェザーズ、オリヴィア・スクリヴェン
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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